松永要一郎管理官に ついて

 ウルトラマンネクサスのキャラで最もインパクトが強いのが堀内正美演じる
特殊防衛機関・TLT日本支部の松永要一郎管理官だ。
 穏やかな口調ながら冷徹なキャラで目的のためには手段を選ばず的な
事を平気で行うタイプだが、TLTに配属されるまでは内閣情報調査室にいた
というのを見ると さもありなん。 

 やはり情報調査に携わるとキレイごとが通じない世界だけに、こういう価値
観の下で行動するようになってしまうのだろう。

 ただEp33で描かれているように妻と娘の3人暮らしだったが、5年前に娘の
服を取りに新宿に出かけた妻がネクストとザ・ワンの戦いに巻き込まれて
命を落としているという過去を持つ。
 だからこそ自らが被った悲劇を繰り返させないために強大な力を欲し、
消耗した姫矢を捕獲してウルトラマンの力を分析してウルトラマンが発射
する光線兵器を手に入れようとしたのだろう。

 妻の死後は娘の葉月と2人暮らしだが、親族にも秘密を話せないTLTの
任務ゆえ多忙で家に殆ど帰ってない。
 これを見たときに思い出したのが謎の円盤UFOの地球防衛秘密組織・ SHADOのエド・ストレイカー最高司令官。

 家族にもSHADOの事を話せないため新婚だった司令官は家に殆ど
帰れず最終的に離婚されてしまうのだが、松永管理官も当たらずとも遠
からずだろう。

 またどんな手を使ってでも人類を守りたいと考えて暴走してしまうのは
ウルトラマンダイナで人造ウルトラマンを作ろうとしたTPCのゴンドウ
参謀に似たところがあるかもしれない。

 純粋に人類を守りたいという心は理解できるが、やはり暴走の感は拭え
ない。 

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