やはりノバク・ジョコビッチは強かった

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-230129-202301290001319

　オーストラリアのメルボルンで開催されていたテニスの全豪OPは
今日が最終日で男子シングルス決勝が行われ、第4シードのノバク・
ジョコビッチが第3シードのスティファノ・チチバスにストレート勝
ちし10回目の優勝を飾ると共にラファエル・ナダルの持つグランド
スラム最多の22勝目と並んだ。

　試合は第1セット第4Gをブレークしたジョコビッチが6－3で取る
と第2セットも6－6からタイブレークに入り7－4でジョコビッチが
連取、第3セットは第1&第2Gを互いにブレークしあうも再びタイブ
レークとなり7－5で撮ったジョコビッチがセットカウント3－0で快
勝した。

　全豪OPを得意とするジョコビッチは過去9回の優勝を誇るが、準
決勝を突破すると決勝の勝率は10割という事からジョコビッチ圧倒
的有利というのが試合前の予想だった。

　個人的にチチバスが勝つには第1セットを落としてジョコビッチ
が油断する形に付け込んで第2セット以降を取って3－1で勝つとい
うのがベストシナリオではないかと予想したし、第2セットがタイ
ブレークになった時点でひょっとしたらと思っていたのだがジョ
コビッチは難なく制する形で第3セットも第1Gをブレークされた
ものの第2Gでブレークバックし再びタイブレークに持ち込んだの
だがコレまた難なく制してストレート勝ち。

　昨年はコロナワクチン不接種のため出場しなかったのだが今大
会は第4シードで出場し足に故障を抱えていたように見えたのだが、
2回戦のエンゾ・キュアコ相手に第2セットをタイブレークで落と
した以外は決勝も含めて6試合ストレート勝ちする強さを見せタイ
ブレークすら3回戦のグリゴル・ディミトロフ戦の第1セット以降
準決勝までないという強さを見せていた。

　今大会は第1シードの前回優勝者ラファエル・ナダルや第2シー
ドのキャスパー・ルードが初戦や2回戦で姿を消す波乱が起きてい
る中、ジョコビッチの強さは際立っており今シーズンも少なくとも
グランドスラムでは大いに強みを発揮するのではないかと思ってし
まう。