ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ウルトラセブンに ついて思う事
4月からBSプレミアムでOAされていた4kリマスター版ウルトラ
セブンが先日終了したのだが、正直言って‘またウルトラセブンか’
と思っていたものの始まってみると毎週録画しながら見てしまい
ストーリーはおろかセリフまで覚えているレベルにも拘わらず見
てしまった。
ウルトラセブンの本放送は67年10月から68年9月までだから、
私にとって幼稚園入園前後の作品という事になるので土曜18:00
からOAされていた再放送が最初にしっかり見た形になっている。
当時たのしい幼稚園など児童向けの雑誌にはセブンが多く登場
していたし、出がらし番組といわれたウルトラファイトにはセブ
ンだけが登場していたのが印象的だ。
帰ってきたウルトラマンが始まってからウルトラ兄弟の設定が
できて最初に客演したのがセブンで、ベムスター相手に苦戦する
ウルトラマンに新アイテムであるウルトラブレスレットを授けナ
ックル星人編では初代と共に敗れたウルトラマンの救出に駆け付
けていた。
そしてウルトラマンレオでは防衛チームMACの隊長として、ま
さかの再登場し未熟な戦士おおとりゲンを厳しく鍛え上げる師匠
キャラになった。
80終了後しばらくウルトラの新作が制作されなかった時期にも
最も再放送されたのがセブンであり、平成ウルトラの第1号となっ
たウルトラマンティガに先駆けて94年に日本テレビで平成セブン
として復活した時には驚いたものだった。
前年の93年には何とNHKで脚本を担当していた1人・市川森一に
よってメイキングドラマ・私が愛したウルトラセブンまで製作され
ており、NHKがセブンを?と驚いたものだったが考えてみれば衛星
放送草創期に衛星第2でOAされていたのを思い出した。
さらに94年に平成セブンとして復活したシリーズはオリジナル
ビデオシリーズでウルトラ兄弟とは一切関係ない外伝のようなシ
リーズとして3作品ほど作られると、07年には深夜放送としてウル
トラセブンXまでが作られるなどは制作品も多い。
初代ウルトラマンを差し置いて客演やオリジナルシリーズが次々
と作られるのは、時間制限がなく地球人に擬態しているなどの設定
が客演などをしやすいのではと思ったりする。
既に最初に作られてから55年経つ作品が今でも喜ばれるシリーズ
は珍しいし、本当に日本が世界に誇る文化だと実感するのだ。
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それにしても「セブン」は別格中の別格の感がありますね。まさに空前絶後のドラマといっていいのではないか。後にも先にも、ここまで分析され、視聴され、専門家から一般ファンまで熱く論じられるドラマはないでしょう。ちょっと私は思いつきません。
そういう点では、豊浦美子は気の毒で、菱見百合子は信じられないほどの強運でしたね。豊浦はたぶんマネージャーあたりから「よかったね、映画の出演が決まったよ」くらいのことを言われたはずで、彼女も喜んだはずですから、のちに絶句したのではないか。まさに運命ですね。
たしかにファンがここまで熱心に分析するシリーズはほかに見当たりませんからね。
豊浦美子さんの件は当時は映画>TVの価値観だったし、ましてや子供向け番組など歯牙にもかけられない代物で映画出演でアンヌ役がキャンセルになって喜んでいたら…という感じでしょうね。