ウルトラファイトの魅力は

 今から50年前の今頃は怪奇大作戦を最後に円谷が作る作品は、
全て終了していたのだが再放送が頻繁に行われており子供だった
我々は決して喪失感はなかった。

 何せ土曜日の18:00からウルトラセブンの再放送を筆頭にウ
ルトラQやウルトラマンなどの再放送も、どこかで終わればどこ
かで始まるという形で度々見られていたのだ。

 またウルトラマンやセブンの戦う場面のみを編集して毎日放送
するウルトラファイトという番組まで作られていた事から、全く
退屈せずに済んだしウルトラマンとセブンの全88話が終わると着
ぐるみを着た怪獣にウルトラセブンまでを交えたアトラクション
ショーのような内容になっていた。

 そういえば昭和の末期に80以来新作がなかった時代にTV東京で
ウルトラ怪獣大百科という番組があり、やはりウルトラファイト
同様にウルトラマンと怪獣の格闘場面を編集した作品だった。

 だから現在TV東京系でOAされているウルトラマンクロニクル
も、この流れを汲んでいるわけで新作が作られない間の‘つなぎ’
を果たしている。

 不思議な事に仮面ライダーをはじめとした等身大ヒーロー作品
では、こういう戦闘場面のみを編集した番組は見られないわけで
巨大ヒーロー作品ならではの作品ではないかと思う。

 こうして見ると何度でも同じ戦闘シーンなどで楽しめるのはウ
ルトラ系の巨大ヒーローものならではで等身大ヒーローと違って
新しい作品を作るのは意外に予算もかかるし、下手に詰めて新作
を作ると面白味を欠くのでウルトラファイトのような2次利用作
品というのは貴重なものではないか。

 

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