小林陵侑、ジャンプ週間連覇ならず


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jiji-200107F821

 ヨーロッパ伝統のノルディックスキージャンプ週間は昨日の最終
戦で全日程を終え、ポーランドのダビド・クバツキが初の総合優勝
を果たし昨年4連勝で総合優勝した小林陵侑は最終戦で7位に終わり
総合4位で終了した。

 前年4戦全勝での総合優勝を果たした事で一般の人達にも知名度
が上がったジャンプ週間だけに、今シーズンの小林の連覇に期待が
かかった今大会だったもののシーズン初めに腰を痛めるアクシデン
トに見舞われていたようだ。

 更に今シーズンは4年に1度の五輪や世界選手権のない年だから、
各国の強豪達もW杯総合優勝一本に絞って来るため先述したような
コンディションなら連覇は決して楽ではないとは思っていた。

 そんな中で初戦のオーベルストドルフでは優勝したので最高の滑
り出しだったし、2戦目のガルミッシュパルテンキルヘンでも4位な
がら1位は守っていた。

 ところがオーストリアに移った3戦目のインスブルックで14位に
終わり総合4位に後退すると、最終戦のビショフスホーヘンでも7
位に終わり総合4位だったとの事。

 結果的に3戦目のインスブルックで特有の不安定な風に災いされ
14位に終わったのが響いた一方、優勝したマリウス・リンビクや
クバツキらが強い向かい風に当たるという不運もあったのだから
小林自身が言っていたようにジャンプ週間はレベルが高く少しの
事で順位が大きく入れ替わるという事を改めて実感するものだ。

 小林とクバツキが1勝づつなのに対しリンビクは2勝したのだが
クバツキは3位・3位・2位と来て最終戦で優勝と、やはり全4戦で
1勝だけでなく4位以内に入っておかなければ総合優勝は難しいと
いう事になるだろう。

 正直言って小林の連覇を期待した反面、故障明けというコンディ
ションでも優勝するとジャンプ週間という伝統ある大会がライトな
ファンからは軽く見られかねないため ある意味仕方ないとは思う。

 それでも総合4位というのは素晴らしい成績なので今後のW杯も
楽しみにしておこう。

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