タケナカ参謀について

 明後日OAされるウルトラマンメビウス42話・旧友の来訪
に佐原健ニ演じるタケナカ参謀が登場するようだ。
 タケナカ参謀はウルトラセブンの地球防衛軍・極東基地
所属の参謀でウルトラ警備隊の司令役を宮川洋一演じるマナ
ベ参謀と共に兼任していた。
 登場話数は1話、2話、4話、19話、21話、22話、24話、26
話、29話、35話、39&40話、49話の計13話。
 マナベ参謀は6話のペガッサシティや42話のノンマルトの
話で敵の基地を壊滅させた話に登場しているが、タケナカ参
謀は26話の超兵器R1号のラストでダンが「R2号計画の中止」
を訴えたのに対し直前に「よし分かった」と応えダンの意向を
承諾してR2号計画の中止の方向に持って行っている。
 35話ではダンカンからの申し入れを受け蒸発した街が現れて
も「彼らとの約束を守って軽率な行動は取るな」とクギを刺し
ている。
 40話ではガッツ星人から捕獲されたセブンが見つからず処刑
時間が迫る中、ソガの「こうなったら玉砕戦法です」という申
し入れを一喝するなど沈着冷静なところが如何なく発揮されて
いる。さらにセブンを蘇生させるマグネリュームエネルギーの
合成に成功して「みんな!いいな。…破滅の道を選ぶのは、地
球人か、ガッツか…。これが、我々の最後の作戦だ!」と隊員
達を鼓舞するなどポイントを心がけている。
 そして最終回でゴース星人の降伏勧告にいきり立つ警備隊員
に対し自制をするように仕向けているし、世界中の各都市が地
底ミサイルで壊滅したのを受けて星人の基地が分からない事か
ら「降伏もやむを得ない」という苦渋の決断をしかけるセリフ
もある。
 平成セブンではしっかり長官に就任しており98年のガッツ星
人が登場する‘地球より永遠に’で登場する。
 脚本家の武上純希が書いた小説ウルトラセブンEPゼロでタケ
ナカ長官の事を‘アマギのようなプランナータイプ上がり’と
記されているのが興味深い。
 これも佐原健ニという、特撮界の名優が演じたからこその名
キャラクターだと思う。
 サコミズ隊長の旧友という設定だけにどういう関係になるのか
大いに注目している。
 
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
名ゼリフですね! (中野区民Y)
2007-02-02 07:54:26
「破滅の道を選ぶのは、地球人か、ガッツか・・・」
このセリフ、好きなんですよ!何度観てもシビレます。
「マックス」での、「ウルトラQ」3人が揃った回も
感激でした。
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2007-02-02 19:41:59
>中野区民Y様
 ガッツ星人偏は後編が特に燃えますしタケナカ参謀のセリフがそれを象徴しています。
 一平君が老けてたのが少しショックでしたが。
 
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