困ってしまう箱根駅伝と大学ラグビーの時間帯

　毎年1月2日は箱根駅伝の往路とラグビーの大学選手権のセミファイナル
が行われているので個人的に この日は外出せずにTVの前に居座っている
のが恒例行事だ。

　今日の箱根駅伝は予想通り東洋大の柏原竜二が山登りの 5区で4分26秒
差を逆転し、2位の明治に3分36秒差をつけて 2年連続の往路優勝を飾った。

 　一方のラグビーは第1試合で東海大が慶應に19－14で逃げ切り、第2
試合は帝京大が明治を43－12で圧倒して初のファイナル進出を決めたの
だが・・・・・・

　問題なのが箱根駅伝の5区と大学選手権のセミファイナル第1試合の
時間が重なる事。

　特に往路で最も楽しみなのが箱根の山登り。
　ここで毎年ドラマが起きるし事実昨年は1年の柏原が5区で早稲田を大逆転
したレースは壮観だった。

　ところが昨年の場合ラグビーのセミファイナルは早稲田と東海大の一戦
だったので、チャンネルを忙しく替えながらの観戦となった。

　ラグビーはビデオで録画して後から見ればいいとも思うのだが、どうしても
第2試合の時に第1試合の結果が画面に映っているので結果が分かる。
　結果を知って見るぐらい面白くないものはないので、それも最近は断念して
チャンネルを切り替えながら見るのだが、やはり落ち着かない。

　NHKはラグビーをTVで、箱根駅伝をラジオでOAしているのを考えると第1
試合の開始時間を例年の12:15ではなく13:30 ぐらいからにすれば いいの
では？とも思ってしまう。

　特に箱根に出場し、ラグビーでも大学選手権のベスト4に残っている大学の
関係者は両方の結果が気になるのではないかと考えるのだ。

　どうしても日本は行政だけでなくスポーツの世界も縦割りの傾向が強い
ので、それぞれの種目の枠を越えて互いの利益になる開始時間を調整して
欲しいものだ。