ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
祝!日本男子テニスWグループ残留決定
15日に大阪の靭テニスセンターで始まった男子テニスのデビス
杯WG入れ替え戦で、今日行われたエース対決となったラバー4で
日本は杉田祐一がブラジルのチアゴ・モンテイロに3-0で勝って
通算3勝1敗として来年度のWG残留が決定した。
今回はブラジル相手にホーム開催の一方でエースの錦織圭や西岡
良仁がケガで参加できずダニエル太郎も不参加だし、ダブルスはブ
ラジルペアが世界ランク3位と実績があるためエースの杉田の2勝が
必要不可欠という決して楽観視できない中での開催だった。
15日に行われたエース対2番手のラバー1&2でラバー1に登場した
杉田は第3セットこそタイブレークになったものの6-2、7-5、7
-6のストレートでギジェルメ・クレーザに勝つと、ラバー2の添田
豪も相手エースのモンテーロに対し第1セットこそ2-6で落とした
後に6-2、6-3で取ると第4セットをタイブレークの6-7で落とし
て迎えた最終セットを6-4で取り幸先のいい連勝スタートとなって
いた。
ところがラバー3が行われる2日目は台風接近による雨のため順延
となると、翌17日も雨で延期になり今日ラバー3以降を行う日程に
変更されていたので雨で流れが変わる恐れもあったのだ。
迎えたラバー3のダブルスは第1セットこそタイブレークまで粘る
ものの6-7で落とすと残る2セットも4-6、2-6で落として1敗と
なるのだが、ここで杉田が敗れるとラバー5の添田に凄いプレッシ
ャーがかかるので何としてもラバー4で決めたいところ。
第1セットは第3Gでブレークを許すが直後に5G連取で6-3で先取
すると第2セット以降も6-2、6-3で危なげなく連取し3-0のスト
レート勝ちで通算3勝1敗となりWG残留が決まった。
今回の入れ替え戦は先述したように錦織だけでなく西岡とダニエル
太郎といった日本のトップ3が参戦しなかったわけで、敗れていれば
ダニエル不参加を云々されかねない状況だったが今シーズンのシング
ルス42位と好調な杉田が2試合で1セットも落とさず堂々たるエース
の働きをしただけでなくベテランの添田も相手エースのモンテーロに
フルセットで勝つなど貢献をしてくれた。
仮に添田が敗れていれば王手をかけられてのラバー4以降は相手に
流れが行くし、勢いに乗ると手が付けられないブラジルを調子付け
なかったのが添田の勝利だろう。
今回のトップ3抜きでの勝利は日本の選手層の厚さを証明する形に
なったわけで2月の初戦で日本に快勝したフランスはトップ3の選手
はいないものの、層の厚さは驚異的で日本時間の早朝に行われたセ
ルビアとの準決勝で勝ち決勝進出を決めている。
とりあえず来年の課題はWグループで勝ち進む事だから、そのた
めにも選手層の厚さは必要不可欠なので将来的にも楽しみな快勝と
なった。
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