清水宏保選手、お疲れ様でした

スケート長野金の清水が引退へ 元世界記録保持者(共同通信) - goo ニュース

 昨日行われたスピードスケートのバンクーバー五輪代表選考会の男子
500mで長野五輪の男子500m金メダリストだった清水宏保が7位に終わり、
バンクーバー五輪の代表が絶望的になり5大会連続の五輪出場を逃し
引退を決意したという。

  残念な話ではあるが35歳まで よく頑張ったと思うし、
お疲れ様でしたと言いたい。

 清水宏保といえば何といっても98年の長野五輪の男子 500mで日本人
初の金メダルを獲得しただけでなく、1000mでも銅メダルを獲得したのだ。

 連覇を目指して臨んだソルトレイクシティ五輪では腰を痛めながら金を獲得
したケーシー・フィッツランドルフと僅か0,03差の銀メダルを獲得している。

 長身選手に有利と言われるスプリント種目で162cmと小柄だけでなく気管
支喘息という持病まで抱えながらの活躍は見事としか言いようがないし、
世界記録を4度も更新しているのは金メダルを取る以上に凄い事だと思う。

 更に通常なら金メダルを取ると燃え尽き症候群になるのではなく、スピード
スケートでは初のプロとして活動を始めている。
 これは五輪シーズン1年の活動費用が約1億かかるので、企業の社員だと
会社の景気に左右されて活動に集中できないのに対する対策だった。 

 プロというだけで‘カネの亡者’呼ばわりする化石頭の連中が
蔓延る日本のスポーツ界 及びスポーツマスゴミだけに、清水の
ような選手の口からプロ化の必要性が語られたのは初めてだ。

 五輪でメダルを取るには不可欠な活動環境を確保する必要を世間に
知らしめ、自らの成績だけでなく日本のスピードスケート界のために一石を
投じたというのは世界記録保持者や金メダリストと同じく特筆すべきだろう。 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ヒロヤスさ~ん! (柴田真紀)
2009-12-30 01:11:57
 と、思いながら、あっちこっちのサイトを見ています、。
 もう、彼に関する言葉はありません、
 きっと、もう今は先の世界を見ておられるだろうから……。
 
 
 
ホントに そうです (こーじ)
2009-12-31 00:30:20
>柴田真紀様
 そうですね、彼の事ですから いいコーチになるの
ではと思ってますよ。

 まさしく小さな巨人でしたね。
 
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