やはり作風が似る斉藤正夫作品

 先週OAされたウルトラマンエース25話:ピラミットは超獣の巣だ!の脚本を
担当したのは斉藤正夫。

 帰ってきたウルトラマンの後半から参加し45話:郷秀樹を暗殺せよと50話:
地獄からの誘いの2本を担当し、エースでは19話の河童屋敷の謎に続く作品
だが今回のピラミット~偏は郷秀樹を暗殺せよは いずれも侵略者が少女を
操って暗躍するという内容で作風が似ているのだ。

 郷秀樹を暗殺せよは父親をメシエ星雲人から殺され電磁ベルトで操られた
白鳥座61番星人の少女・白鳥エリカがペン型爆弾や電磁ベルトで郷秀樹の
暗殺を狙うというストーリー。

 白鳥エリカが次郎くんの学校に転校して来た少女だったというところが特徴的
なのだが、最後は自分の星に帰ったのではという終わり方になっている。

 一方のピラミット偏はV9を狙うためにオリオン星人のミチルが派遣され南
夕子は怪しんだものの北斗星司には庇われる。

 ちょうど郷が南夕子で次郎が北斗という位置づけになっていてエリカもミチルも
操っている者を最後は裏切る形になる。
 違うのは少女のエリカは助かるが、ミチルは星人から処刑されてしまう。

 一方で助かったエリカは恐らく白鳥座に戻るのだろうし、ミチルはエースが亡骸を
オリオン座に運んで星になったという解釈で終わる。

 郷秀樹を暗殺せよを少し大人向けにしたような感じがミチル偏だった。

 ちなみに帰ってきたウルトラマンのメインライター・上原正三もウルトラマンでは
金城哲夫と共作となったレッドキングが登場する多々良島偏と単独でのキーラ&
サイゴ偏では島やQ星に到着すると怪獣同士が戦っているという似たようなシー
ンが登場するので こういうのは仕方ないとは思う。

  

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