‘白い ぼうし’と‘エジソンくん’

 長男の国語の教科書ネタで最近2つばかり面白い話があったのだが、今回は
そのうちの1つを。
 以前扱ったスーホの白い馬のように我々が小学校の頃に習ったのと同じ教材を
息子達も習っているので宿題の音読などを聞いていたら懐かしく思い出すの
だが、4月に長男が習っていたのが白いぼうし。

 これは私が小5の時に習ったものだが長男達は4年で習っている。
 タクシーの運転手が田舎から送って来たもぎたての夏みかんを車内に置いて
走っていたら白い帽子が原っぱに落ちていたので取ってみたところ白い蝶が
逃げ出す。

 白い帽子の持ち主は子供で捕獲した蝶を帽子に入れていたのだが、それを
運転手が誤って逃がしたわけで お詫びに車内の夏みかんを帽子に入れて
立ち去ろうとしたら女の子が怯えた様子で‘早く出して’と言われ指定された所に
着くと女の子は消えていてたくさんの蝶が飛び回っていたという話。

 ある意味ファンタジックな話なのだがラストで運転手が
‘よかったね’‘よかったよ’と蝶達の会話を聞くという部分を我々も何かあると
マネしていた記憶があるし、長男もこの部分が気に入っていたようで ちょくちょく
次男や娘と言っていた。

 ちなみにこの話の時に同級生の1人が‘エジソン’というあだ名を付けられた
のだ。
 エジソンのように頭が言いわけでもなく、ひらめきがあるわけでもないのに
なぜ‘エジソン’と言われるようになったかというと・・・・・



 白いぼうしの ある部分を読まされていたときに「エンジンがかかると」
ところを「エジソンがかかると」と間違えて読んだのだ。

 当然ながら教室内は大爆笑。
 
 別にウケ狙いで読んだのではなく、いわゆる‘ボケ’をかましたわけで、それ
以来6年になるぐらいまで‘エジソン’と呼ばれていたのだった。

 こういう子供の頃に習ったものを息子達が習っていると、当時の事が鮮明に
蘇るので妙に嬉しかったりする。

 余談ながら私はスーホの白い馬でも もちもちの木でもストーリーを覚えている
ので長男が最初に音読した時に どんな話か教えると長男は驚く。

 別に勉強熱心だったわけでなく個人的に国語の時間で面白くない内容の時に
こういった物語系をヒマつぶしに繰り返し読んでいたので覚えているわけで、他の
単元テストでは今ひとつなのに物語系の時の成績だけは妙によかったのは
そういうカラクリがあったのだった。

 もっとも長男も今回ストーリーを話していたら


‘お父さん、こればっかり授業中に

読みよったんやろう’

と言われたのだが・・・・

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« なぜ誰も城島... やはり作風が... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。