ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
キックベース後藤寺チームのターニングポイントとなった5年前

ご存知のように今年はコロナ禍の影響で子供育成会が主催する、
あらゆる行事が中止になっているし本来ならば昨日8月16日が今年
の市の大会予定日だった。
市のキックベース大会は毎年8月の第3日曜に行われるので16日
から22日までの間にあるわけで、16日開催の大会は今から5年前に
行われたのだが私が責任者になって9年間で5回優勝できた中で5年
前の2度目の優勝が正直言って最も印象深いと思っている。
小学生の大会というのは学年が1つ違うと地力の差がモロに出る
わけで前年14年の優勝は2年の頃から参加している子供達が6年に
なった時だから初優勝は当然ながら嬉しかった一方で、5年前は5
年2人に4年5人で勝ち取った優勝なのだから奇跡のようなものだ
と今でも思う。
しかも16日の日曜日というのは盆休みの延長になる事から参加
者も少なく6年不在で5年と4年が6人づつ、3年が2人と2年が男2人
&女2人という陣営で挑んだのだから連覇はおろか闕所に残って筑
豊大会に行く事すら無理だと考えていた。
更に5年前は実父の初盆が前日までありバタついた中で臨んだの
だが5年2人・4年・5人からなるBチームが初戦で鎮西チームに15-
11で勝ったものの、5年4人・4年1人・3年2人からなるAチームは初
戦で伊田のチームに3-13で敗れた。
とりあえず戦略はキックベースという競技が1イニング7得点で
自動チェンジになるので、5イニング全てで7点取れば勝てるとい
うもの。
Bチームは2試合目で伊田チームと対戦するのでリーダーのSクン
に‘しっかり見ておけ’と言ってAチームとの試合が終わった後に聞
くと‘勝てますよ’と自信たっぷりに言う。
実際に1回に7点を先行するが追い付かれてリードされたのを追
い付き12ー12でタイブレークに入るのだが、残念ながら先攻のB
チームは1点しか取れずに裏を迎える。
伊田チームは1塁方向を意識し過ぎて2ファウルになったので、
3ファウルアウトを恐れてピッチャーフライに倒れた後、次の打
者が打った打球はレフト前に。
通常ならレフトからの3塁送球でアウトだがRクンは肩が弱いの
で語呂のような送球となり、しかもベースから逸れる形になった
のだが何とランナーが3塁ベースを踏む寸前の軸足に転がった球
が当たりアウトでゲームセット。
ラッキー以外の何物でもないアウトで、この瞬間見ていた私は
ヘナヘナとその場にしゃがみ込んだのだった。
これで筑豊大会進出が決まり対戦相手は神奈川のチームだが、
中学生のような体格の6年が2人ばかりいる上級生中心のチームで
予選リーグ2試合36点を取っており22点のBチームにとって格上だ。
とりあえず筑豊行きが決まっていたので気を楽にして臨んだ決勝
は2回まで6点&4点と10失点し‘やっぱり’と思っていたら2階に7点を
挙げて10ー10に追い付くと、3回を3点で止めた裏に7点を挙げ逆転
してペースを握り次の回を1点で凌いだ裏に3点を取って20点に。
最終回の反撃を4点で凌ぎ20ー18で‘まさか’の大会連覇を飾った
わけで、応援に来てくれたPTA会長から‘他のチームがビブスや揃い
のTシャツなのに連覇したチームは私服では’と言ってくれて翌年か
ら学校のビブスを着用して試合に臨めるようになったわけだ。
そしてこの優勝から最大の参加者が前年の23人だったのが翌16年
からは参加者が一気に38人となり昨年は53人になったのだから、い
ろんな意味でターニングポイントになったわけである。
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