全国高校ラグビー選手権が始まったのだが

花園常連・日川が全国通算60勝 WTB青野が流れ変えるトライ

 今日から東大阪市の花園ラグビー場で全国高校ラグビー選手権が
開幕した。

 高校生の冬の選手権といえば既にバスケットボールのウィンター
カップが始まっているのだが、以前は長年地上波で中継されていた
事から高校ラグビーが開幕すると年末になったと実感するものだ。

 ただ以前なら12月の第1土曜日に決まった組み合わせを見ながら
‘どことどこが次に当たるのか?’などと予想を楽しんでいたのが、
最近は組み合わせ表を切り取る事もないしワクワク感がほとんどない
のが現状だ。

 理由の1つとして以前も記しているように90年代までは3回戦ま
でを23:30ぐらいからダイジェストで、ベスト8をダイジェスト方式
で夕方OAし準決勝からは生中継だったのが今や決勝のみしかOAし
ない事。

 更に最近はベスト8以降が再抽選になっており1回戦から登場する
学校と2回戦から登場するシード校の実力差がかなりあるので勝ち上
がる学校の予想ができるし、極端にいえば優勝争いはベスト8からが
本当の大会という目で見るため3回戦までは強豪校はウォームアップ
ゲームという性格になっている。

 もともとラグビーは実力差がモロに出るので番狂わせが起きづら
いし、シード制を敷いている高校選手権では優勝校は2回戦から登
場するシード校しか出てないというのが現状だ。
 
 つまりノーシード校はシード校より地力が劣るにも拘らず1試合
多い1回戦から登場するため消耗も激しく、他の競技のような1試
合勝つ毎にチームに勢いが付いて一気に優勝というケースがない事
を意味する。

 ところが古くからの高校スポーツを好む人達は先述したような勝
ち上がる毎に勢いが付いて一気に優勝という事が起きやすい夏の甲
子園の方が好きな人が多いので、どうしても熱狂して見づらいとこ
ろがある一方シードなしで行なうには競技の性格上体力的に厳しい
ので悩ましいところである。

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