ラグビー・フランス代表グランドスラム達成


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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220320-0125

 日本時間の3月20日早朝にフランスのサンドニで行われたラグ
ビー欧州6か国対抗戦最終節で、全勝のフランスはイングランド
に25ー13で勝ち12年ぶりの全勝優勝=グランドスラムを達成した。

 4戦全勝で2勝2敗のイングランドをホームに迎えたフランスは、
立ち上がりから速い攻撃で流れを掴むと前半で2T&1Cを決め18-
6で折り返す。

 後半は互いに1T&Cを取り合うも厳しいディフェンスで点差は縮
まらず、最終的に12点差を付けて快勝。

 一方2位のアイルランドはホームのダブリンでスコットランドに
26-5で快勝し惜しくも優勝は逃したが、イギリス系のイングランド
・スコットランド・ウエールズ相手のトリプルクラウンを達成した。

 もともとフランスは来年のW杯開催国で強化が進んでおり作秋に
行われたオータムネーションズでもイングランドやアイルランドと
並ぶ3連勝しており、勝った相手はニュージーランド・アルゼンチ
ン・ジョージアの3ヵ国。

 3年前のW杯日本大会では若手中心で臨み予選プール最終戦のイン
グランド戦を台風で流したものの、アルゼンチン戦で競り勝ったの
が効いて決勝トーナメントに進出。

 とはいえベスト8でウエールズ相手に1人退場となりながら終了間
際までリードしていたが、逆転トライを決められて19ー20で敗退し
ている。

 その後は好調を維持し直後の6thネーションズでも最終的にイング
ランドから逆転されたもののトップに立っていたなど、着々と強化が
進んでいる感じだった。

 そんなフランスが7月に日本に来てくれるのだから、ありがたい話
だし強化試合にはもってこいの相手だと思う。

 とはいえ気になるのは1年前の今頃好調過ぎるというのは反面ピー
キングという面からすると、ちょっと煮詰まってしまう可能性もある
わけでもろ手を挙げて楽観視するわけにはいかないだろう。

 実際前回開催だった07年は開幕戦でアルゼンチンに敗れ準々決勝で
ニュージーランドに勝ったものの準決勝ではイングランド、3位決定
戦でもアルゼンチンに再び敗れて4位に終わったのを思い出す。

 さらにサッカーでも96ヨーロッパ選手権では準々決勝でオランダに
PK勝ちしたものの準決勝ではチェコにPK負けし共に0-0だったわけで
得点力不足が懸念されていたが09W杯では優勝しているのに対し、00
ヨーロッパ選手権で優勝したのだが2年後の日韓大会ではグループステ
ージ敗退しているケースもあった。

 このようにW杯前年に好調過ぎると翌年が怖いわけで、それを考え
ると手放しでは喜べないとは思うのだ。

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