ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
Episode 31:鳥 ・バード
本来ならアンノンウンハンドによって強化されたリザリアスとのリターン
マッチが見どころなのだが、どうしても憐のアカデミー時代の回想が印象
的なEP。
予知能力を持つ吉良沢に対して海まで辿り着く冒険に誘う憐という図式も
面白いが、運命を受け入れている吉良沢と それに抗う憐のキャラの違いが
分かる。
‘瑞生は あんな憐を見たのは初めてだと言った。
まるで・・・・・そう、翼を折られた・・・鳥のようだと’
どうやら憐はラファエルというのが何を意味しているか知っているよう
だが、瑞生が どんなに聞いてもラファエルについては話してくれなかった
らしい。
一方で瑞生は命じられて憐に近づき友達になるのが任務だったが、今では
憐を守りたいと思っていると言う。
だから瑞生は例のメモリーチップの事も上には報告していないと孤門は
直感していたし、孤門が憐の味方だという事を瑞生は感じていた。
ただ孤門と瑞生が話している様子を何者かが監視している事には2人とも
気付いてなかったようだ。
この場合の監視の目は前半に孤門やリコ・凪らを狙っていた目とは違い、
2人の様子を録画しているようなので憐を監視していた者だろう。
とはいえ遊園地ならまだしもTLTの施設内で監視しているとは・・・・・
基地内では管理官が沙耶から すれ違いざまに
‘瑞生は役に立ってますか?’ という問いに
‘若い人達は恐ろしいですね、彼等は気持ちのままに行動しますから’と
応えると‘それを利用しているのが管理官、あなたではないですか?’
と沙耶から返される。
どうやら松永管理官はMP達にも快く思われてないのかもしれない。
瑞生と別れて戻る途中 孤門は突然現れたイラストレーターから
‘千樹憐には深入りするなと言ったはずです’と再び警告し
‘君はTLTにいるには優しすぎる、その事でいつか君は命を落とすかもしれ
ない’と言われる。
コマンドルームでは凪がウルトラマンの戦闘シーンを繰り返し見ていた。
‘少し気になることがあって、青いウルトラマンの戦い方がおかしい気がする’
と隊長に言う。
再び憐がバイトしている遊園地を訪れた孤門は憐に瑞生が心配している
旨を伝える一方‘ラファエルというのは敵なのか?味方なのか?憐を脅かす
ものなのか?’と尋ねるが‘今は何も言えない’と断られる。
‘いつか話せる時が来たら、きっと話すと言って渡しとくよ。瑞生にだろ’
と孤門は言いながらイルカをモチーフにしたストラップを憐から取る。
‘憐、自分は携帯持ってないだろう’
‘孤門って時たま鋭い’
イルカをモチーフにしたストラップを見た孤門は憐に‘海洋学者になる
つもりだったんだろう’と言うと‘優に聞いたんだ、吉良沢優’と直感し
イラストレーター・吉良沢優が同じアカデミーで育ったプロメテの子という事や
1ヶ月ぐらい同じ寄宿舎にいたという事を話す。
‘オマエ鳥ばっか見てるんだな、いつもその窓から飛んでく鳥ばっか見ている’
‘鳥は自由でいいなんて つまらない事を考えているわけじゃ
ないよ。
鳥は自由なんかじゃない。
飛ばなければ餌も取れないし渡りもできない。
飛ばなきゃ生きられないから飛んでるだけだ’
‘ただ飛んでるだけの鳥の中に勝手に自由を見ている、自分が
自由になりたいから。
オレはそうだよ’
それから夜中に吉良沢が寝ていると憐が起こしに来て
‘ちっちゃな自由を試そうかなと、一緒に行く?日帰りだけど 森を抜ければR45に出てヒッチハイクをすれば夜明けまでには海に出られる’ と言うの
だが、吉良沢は
‘君とボクは海までは辿り着けない、ボク達は見つかる’
と応えて行こうとしない。
すると
‘それっていくつもある未来の1つなんだろう’
と言って窓から抜け出すのだった。
これを見ると沈着冷静な吉良沢と自由奔放な憐という対照的なキャラだと
分かる。
再びビースト振動波が確認されナイトレーダーは出動する。
‘本当に大丈夫なのかね、あの若者達を放っておいて’
‘ご心配なく、大丈夫です。
彼等の日常は戦いの中にあります。
彼らが何を思い何に迷ってもビーストは現れ・・・・
彼らは戦わねばなりません。
1つの巨大な敵を前に退く場所はなく失敗も許されず。
ですからそれぞれが例えどんな秘密を抱えていたとしても・・・
決してお互いを裏切る事はありません。
それが結果的に最もコントロールしやすいのです’
と心配そうに尋ねる東郷に管理官は自信ありげに応えるのだった。
ビースト振動波の正体は倒したはずのリザリアスだがリザリアスグロー
ラーとなり凶悪化しているようだ。
δの放ったミサイルが通用せず、そこへウルトラマンが現れジュネッス
ブルーにタイプチェンジするとメタフィールドを展開するもののアンノンウン
ハンドからダークフィールドに書き換えられる。
ダークフィールドGに突入したチェスターだがストライクバニッシャーも
通じず更に強化され胸部に現れた第2ので口から発射される熱線やウルトラ
マンも苦戦。
しかもリザリアスグローラーは前回戦ったウルトラマンの攻撃パターンを
学習して しっかりかわすのだ。
エナジーコアが点滅を始めて なおも向かっていくウルトラマンを頭部と
胸部から発射する熱線で迎え撃とうとするリザリアスグローラー。
‘読まれている’
と孤門は言い、様子を見ていた吉良沢も
‘憐、下がれ!’とモニターに向かって叫ぶ。
ここで凪がウルトラマンの進路にミサイルを撃ち込んで突進を止めると、
そこに熱線が炸裂。
そしてアローレイシュトロームで倒すのだった。
さすがの吉良沢も安堵の顔を浮かべる。
基地に戻った凪に孤門は礼を言うが
‘どうしてあなたが礼を言うの?
戦いは攻めるだけでは勝てない、有効な攻撃をするには自分の
ダメージを最小限に抑える必要がある。
なのにあの青いウルトラマンは自分の身を守る事を殆ど考えて
いない。
なぜあんな戦い方をするのか理解できない’
やはり戦闘のプロである凪には憐の戦い方に疑問を持っていたのだろう。
ウルトラマンもビーストの一種と考えていた凪にしては考えが変わったの
かもしれない。
自室に戻った憐はバッグからアカデミー時代の集合写真を出して眺めて
いた。
同じ回想をしていた吉良沢の手には貝殻が・・・・
それは連れ戻された憐を出迎えた吉良沢の手に握らせた貝殻だった。
という事は吉良沢の‘見つかる’という予言は当たったが‘海へは辿り
着けない’という予言は外れた事を意味する。
つまり憐の言っていた‘いくつもある未来の1つに過ぎない’という事も
当たっていたのだ。
‘ラファエル・・・・ここにいると忘れていられる気がしていた’
と呟いた憐は上着を持って外に飛び出して夜空を見上げながら
‘優、オレにはもういくつもの未来はない。
オレにあるのは変わりようのない1つの未来だ。
それでもオレはその時が来るまで戦える’
と決意を語るのだった。
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こちらこそ ご無沙汰してます、お元気でしたか?
そういえば このEPも削られたようですね。
憐と姫矢の出会いが描かれていたようでしたが。
PS,16日に調布のアジアンタイペイに11時半から行きますが、スケジュールが合えばいかがですか?