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こーじ苑
最後まで間が悪かった加藤良三
加藤コミッショナーが辞任表明=「統一球で迷惑」―日本S前に退く意向・プロ野球(時事通信) - goo ニュース
昨日NPBの加藤良三コミッショナーが辞任会見をした。
本人曰く‘統一球問題で野球ファンや関係者に多大な迷惑をかけた’というのが
辞任理由ではあるものの、統一球変更問題の最中にはシーズン中の辞任は
混乱を招くという感じで自らの責任回避に汲々としていたのが今度はレギュラー
シーズンが佳境に入っている時期の辞任なので唐突間は否めない。
27日に統一球第三者委員会の最終報告で責任を厳しく追及されるのを避ける
ために先手を打ったと穿った見方をされても仕方ない。
外務省出身のエリート官僚上がりで特に駐米大使を務めていた事から野球通で
日米交流のかけ橋にと期待されていたようだが、WBC日本代表の監督選考一つ
取っても先送りの末に決定は昨年11月とずれ込んだりアメリカ本土でのジャイ
アンツ-タイガース戦の開催を目指して断念するなど不手際ばかり目立つ結果に
なっていた。
特に飛ばない統一球を導入しながら不満が出ると秘密裏に飛ぶボールへと変更
させ、6月にそれが発覚すると責任逃れの答弁に終始するという官僚意識丸出しの
対応策だった。
しかも統一球変更発覚当初は責任を取って辞任する事に否定的だったにも拘らず
第三者委員会の最終報告が発表される直前になって辞任を表明するなど無責任と
しか言い様がないだろう。
戦国時代の武将・細川藤孝は自らが将軍に推し立てた足利義昭が織田信長に
反旗を翻そうとする動きを見て
‘公方というのは よほどの器量人か、よほどのアホウでなければ務まらぬ。
中途半端が一番悪い’と同士だった明智光秀と語ったという。
つまりトップには天才的な切れ者か部下の操り人形になっても文句を言わない
タイプの どちらかしかないという事。
それを考えると歴代コミッショナーは各球団のオーナー達の操り人形系が
多かったのに対し仕事の出来るタイプとして加藤某を連れて来たのだろうが、中途
半端だっただけに大した成果を残せないばかりか混乱ばかり引き起こして投げ
出した感が否めない。
MLBとの関係やWBCの問題を考慮すると、これからのコミッショナーは川淵
三郎のようにオーナー達を抑え込む事ができるようなタイプでないと日本野球の
繁栄は難しいのではないかと思う。
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国民を敵に回して日本プロ野球界のイメージを極度に悪化させたあの事件は、旧態依然の悪しき体質を露呈したが、根本的なところは全く何も変わってないし、益々酷くなっているね。
まあ、コミッショナーがオーナー会議によって選出される構図を変えない限り、いつまで経っても「担ぐ御輿は軽くてパーがいい」のような人物ばかりに白羽の矢が立つでしょうね。
にも拘わらず今度は福岡の会長を担ぎ上げようとしているようですが、自分の思い通りにできない要職などに
就くとは思えませんし固辞するのは当然でしょう。
ゴミウリの国賊社長らの影響力を攻撃できないマスゴミも同じ穴のムジナでしょうね。