ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
サッカーW杯アジア予選を振り返ると
今日未明にかけて2010南アフリカW杯アジア最終予選が終わり、オースト
ラリア・韓国・日本に北朝鮮が出場権を獲得した。
そしてサウジアラビアとバーレーンが5番目の代表をかけて戦い、勝者が
オセアニア代表のニュージーランドと対戦する形になった。
今回の予選の特徴はオーストラリアが前評判どおりの強さを見せ、それ
以外は日本や韓国、北朝鮮の東アジア3カ国が出場権を獲得した一方で
サウジアラビアやイランといった中東の強豪が苦戦している。
最終予選で日本はオーストラリア以外では最近手こずっているカタール
やバーレーンと同じグループに入った。
一部マスコミが これらの国の脅威論を流していたがオーストラリア戦
以外はアウェーで3連勝という予想外の結果になった。
もっともホームでバーレーンに1勝したのみというのも意外だったが・・・・
中東勢不振の原因がアジア杯が今回からW杯予選が長くなった関係で
本来は夏季五輪がある年より1年早くW杯翌年に行われる事になったと
いうのがあるかもしれない。
イラン以外の中東諸国は王族国家が多く彼らがスポンサーになっている
ので、例え親善試合でも負けると監督が解雇されたりする傾向が強い。
だからW杯翌年の07年に行われたアジア杯の場合、日本やオーストラリ
ア・韓国などは勝ちに行くと同時に06年ドイツ組と新戦力の融合という
チームの土台作りにあてていた。
ところが中東諸国はベストメンバーで勝ちに来たのだから、イラクとサウジ
がファイナリストになったと思われる。
アジア杯で優勝したイラクは3次予選で前回のアジア杯準優勝国の中国と
共に敗退している。
サウジも3勝2敗3分で3位となりバーレーンとの第5代表決定戦行きと
なった。
こうしてみるとW杯に出場するには目先の1勝を追うのではなく、しっかりと
計画性を持って臨まないと難しいというのが分かる。
今回からオーストラリアがアジアに参入して来てくれたおかげで、これから
も韓国かオーストラリアと同じグループに入る事になるだろう。
戦いが厳しくなるという考えもあるが、やはり予選から同等か格上レベルの
相手と真剣勝負を行わないとレベルアップはしないし本大会を勝ち抜くのは
難しい。
目先の勝利に拘る中東諸国がW杯で活躍したのは94年のアメリカW杯で
サウジがベスト16入りしたぐらい。
だから中東諸国との対戦よりオーストラリアや韓国と必ず対戦し、真剣
勝負をする方が大事なのだ。
厳しい予選を勝ち抜いてこそ本大会での活躍もあるのだから。
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