26年Ｗ杯もグループステージは4ヵ国1組でなければ

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jiji-221216F773

　先日FIFAのインファンティノ会長は4年後のアメリカ・カナダ・
メキシコW杯の参加国が48カ国に増える事からグループステージ
の実施方式について、３チームずつ16組に分けるか4チームずつ
12組に分けるか再検討する事を明らかにした。

　当初FIFAは32カ国から48カ国へと16ヵ国増えるため3ヵ国×16
組に分けて上位2ヵ国32カ国から決勝トーナメントに進むシステ
ムになっているのだが、僅か16ヵ国を落としたトーナメントに
なるのだからグループステージの意味がなくなるし延長戦やPK
戦が激増する可能性が十分ある。

　特に問題になるのが3ヵ国によるリーグ戦が、リーグ戦の面白
味を損なってしまうわけだ。

　何の競技でもリーグ戦を行う場合は偶数が望ましく最低でも4と
いうのが多いし、3チーム1組のリーグというのはサッカーW杯82
スペイン大会2次リーグで実際に行われた。

　この時は出場国が16から24に増え4ヵ国1組×６の上位2ヵ国＝12
カ国が3ヵ国×4組の2次リーグに進み、1位のみの4ヵ国で準決勝と
いうシステムになっていた。

　面白かったのは突破した4ヵ国ポーランド・西ドイツ・イタリア
・フランスは初戦と3戦目を戦っているわけで、当時は中2日で進
められていたので4ヵ国は中5日開いた事も有利に働いているので
はないか。

　つまり対戦順で有利・不利がモロに出るわけだし今回のW杯で
大いに盛り上がったグループステージ3戦目の同時刻キックオフが
なくなるわけで、こうしてみると何の競技でもリーグ戦は偶数が
基本というのが分かるだろう。

　とりあえず4ヵ国12組でスタートし、あとは24カ国によるトーナ
メントにするかしてやれば当面何とかなるのではないだろうか。