ロンドン五輪競技9日目:室伏広治37歳の快挙

ハンマー投げで室伏が銅メダル獲得=男子100はボルトが連覇〔五輪・陸上〕(時事通信) - goo ニュース

 今日の注目は女子マラソンと男子ハンマー投げ。

 女子マラソンは00シドニーで高橋尚子、04アテネで野口みずきが連覇したの
だが
前回は野口みずきが直前で故障のために欠場し土佐礼子も途中棄権で
入賞すら逃し
てメダル奪回といきたいものの ここ4年でアフリカ勢が台頭し男子
マラソン並みの
スピード化しているので苦戦は必至。

 男子ハンマー投げは04アテネで金を取った後に故障に泣かされている室伏が
昨年
の世界陸上で優勝しているので一気に優勝候補に上がってきたので、とり
あえず
メダル奪回なるか。

 他にもウサイン・ボルトの連覇がかかる男子100mやメダルがかかる男女の
卓球団体
戦が行われる。

 体操は種目別に入り個人総合の王者・内村航平が床でメダル獲得を目指す。 

 女子マラソンは激しい雨の中で始まりスタートからスローペースで進み15㌔
過ぎ
には日本勢も一旦トップを走ったりしたものの20㌔過ぎから遅れ始め24㌔
あたりで
完全に置いて行かれてしまう。

 最終的にエチオピアのティキ・ゲラナが2:23:07の五輪新記録で優勝し日本
勢は
木崎良子が2:27:16で16位というのが最高という惨敗を喫した。

 男子卓球団体はQファイナルで香港相手に1番手の水谷が勝ったものの2番
手の岸川
とダブルスで連敗し水谷が勝って2-2と追い付いたけど最後は丹羽が
敗れてメダル
ならず。

 一方の女子は勝てばメダルが確定するSファイナルでシンガポール相手に福原・
石川にダブルスで3連勝して銀メダル以上が確定し、史上初のメダルが確定。

 男子体操の種目別床は最初に演技した内村がノーミスで15,800をマーク、
2番手
の鄒凱から逆転され3番手のデニス・アブリャジンから並ばれたが10点
満点の実施
点で上回り出場した全種目でメダル獲得となった。

 男子フェンシングフルーレ団体戦で日本は初戦で中国に45-30で勝つと
Sファイ
ナルでドイツ相手にリードを奪いながら最終戦で太田が追い付かれて
2ポイント
リードを許したが残り2秒で追い付いて41-40で延長の末に勝って
ファイナル進出。


 ファイナルではイタリアに45-39で敗れて銀だったものの こちらも史上初の
メダル獲得となった。

 女子バレーはイギリスに3-0で勝ち最終戦を飾りグループAを3位通過、
グループ
B2位の中国との対戦が決まった。

 レスリングが始まり男子グレコローマン55㌔級ではアジア大会優勝の長谷川
恒平
が初戦でベラルーシのタジエフに判定勝ちしたもののQファイナルでデン
マークの
ニブロムから判定負けしてメダルに届かず。

 男子ハンマー投げは危惧された雨も降らずに始まる。
 1投目に78mあたりまで飛ばしたがタイムオーバーでファウルにされた室伏は
2投目前には他の選手が投げたハンマーがネットに引っかかるトラブルで待たされ
た後に78,16で4位に浮上してベスト8入りを決める。

 3投目でバルシュが初めて80m越えの80,59をマークした後に室伏は78,71
まで
伸ばして3位に付けるが、4投目以降は全員記録を伸ばせず室伏は3位で
銅メダル。


 あらゆるトラブルに巻き込まれた中で動じずに銅メダルを確保したのは さすがに
ベテランの味だし、今シーズンは1度しか試合に出場せず80mを投げてない中
での
成績は健闘と言っていいだろう。

 男子100mはSファイナルで山県が途中まで2位だったが最終的に6位。

 ファイナルでウサイン・ボルトが9,63の五輪記録で連覇を果たし、2位もジャマ
イカの
ヨハン・ブレークとジャマイカ勢の1・2フィニッシュとなった。

 そしてボクシング。
 
 バンタム級の清水聡がアルジェリアのモハメド・ウアダヒにQファイナルで
17-15で逆転勝ちし、68メキシコ五輪の森岡栄治依頼のメダル獲得が確定した。

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