ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
巨大特撮モノ3年説
最近巷で話題になっているのがウルトラマンメビウスが終了
すると次のウルトラはないようだ、という事。
戦隊ヒーローは毎年、平成ライダーは00年から8年連続で続い
ているのに…と思われている方々が多そうだ。
ただ私に言わせると‘ある意味仕方ない’と妙に納得している
のだ。理由は私が最近気付いた巨大特撮モノ3年説にあるのだ。
ウルトラは66年1月にウルトラQがOAされ7月に終わると直後に
ウルトラマンがOAされ67年4月に終ると半年後の10月にウルトラ
セブンがOA、68年9月で終ると次はウルトラではなく‘怪奇大作
戦’が始まった。
71年の4月にウルトラが復活し帰ってきたウルトラマンがOAされ
以後エース、タロウ、レオと続いた。
ところがタロウまではよかったがレオは人気・視聴率的にも苦戦し
レオでウルトラは打ち切られた。
ジョニアーズ、80という例はあるものの平成に入って96年からは
ティガ、ダイナ、ガイアと続いて3年空けてコスモスが02年にOAされ
04年10月からネクサス、マックス、メビウスと続いている。
レオを改めて再放送などで見てみると‘オイオイ’という話はあ
るものの決して酷い作品ではない。にも拘わらず低評価なのが4年
連続ゆえのネタの枯渇にありそうだ、前作のタロウが光線技のオン
パレードだったのに対しレオは当初は光線技をほとんど使わず打撃
技で倒すケースが多かった。
そもそもタロウはウルトラの星が登場するなど異様にテンション
が高い作品だったから、後番組はレオでなくても大変だったろう。
考えてみるとセブン、タロウ、ガイアと最終回の盛り上がりは
かなりのものがあり次を作るには更なるテンションが要求される。
高テンション作品が続くと視聴者はだんだん慣れてしまい更なる
刺激を要求する、まるで(どこかで聞いたセリフだが)血を吐き
ながら走り続けるマラソンである。
それを避けるのに最もいいのが一旦放送を打ち切る事だ。
ウルトラマンの最終回の次にセブンが来ていたら恐らく視聴率的
には更に苦戦していただろう、見終わった後に爽快感が残るウルト
ラマンに対し重厚ではあるが陰のあるセブンでは対照的だから。
そういう意味では半年空けて東映製作のキャプテンウルトラの後
にOAしたのは正解ではなかったか?
平成でもティガの最終回はセブン並にテンションが高かった。
あおりを受けたのはダイナで最初の1クール程は私もティガを引きず
っていたのだから。違いを出すために作品のカラーを替える必要が
あるものの替えたら替えたで違和感が出てしまう。
現在OAしているメビウスも異様にテンションの高い作品だから仮に
4月以降どんな作品を出したら受けるか想像がつくだろうか?
恐らく何をOAしてもメビウス後遺症が出てダメだと思う。
ならばただでさえ制作費もかかるしアイディアも枯渇してまで続け
るよりも1,2年休んでスタッフの皆さんにはじっくりと新しい企画を
練ってもらいすばらしい作品を作って貰いたいと思う。
すると次のウルトラはないようだ、という事。
戦隊ヒーローは毎年、平成ライダーは00年から8年連続で続い
ているのに…と思われている方々が多そうだ。
ただ私に言わせると‘ある意味仕方ない’と妙に納得している
のだ。理由は私が最近気付いた巨大特撮モノ3年説にあるのだ。
ウルトラは66年1月にウルトラQがOAされ7月に終わると直後に
ウルトラマンがOAされ67年4月に終ると半年後の10月にウルトラ
セブンがOA、68年9月で終ると次はウルトラではなく‘怪奇大作
戦’が始まった。
71年の4月にウルトラが復活し帰ってきたウルトラマンがOAされ
以後エース、タロウ、レオと続いた。
ところがタロウまではよかったがレオは人気・視聴率的にも苦戦し
レオでウルトラは打ち切られた。
ジョニアーズ、80という例はあるものの平成に入って96年からは
ティガ、ダイナ、ガイアと続いて3年空けてコスモスが02年にOAされ
04年10月からネクサス、マックス、メビウスと続いている。
レオを改めて再放送などで見てみると‘オイオイ’という話はあ
るものの決して酷い作品ではない。にも拘わらず低評価なのが4年
連続ゆえのネタの枯渇にありそうだ、前作のタロウが光線技のオン
パレードだったのに対しレオは当初は光線技をほとんど使わず打撃
技で倒すケースが多かった。
そもそもタロウはウルトラの星が登場するなど異様にテンション
が高い作品だったから、後番組はレオでなくても大変だったろう。
考えてみるとセブン、タロウ、ガイアと最終回の盛り上がりは
かなりのものがあり次を作るには更なるテンションが要求される。
高テンション作品が続くと視聴者はだんだん慣れてしまい更なる
刺激を要求する、まるで(どこかで聞いたセリフだが)血を吐き
ながら走り続けるマラソンである。
それを避けるのに最もいいのが一旦放送を打ち切る事だ。
ウルトラマンの最終回の次にセブンが来ていたら恐らく視聴率的
には更に苦戦していただろう、見終わった後に爽快感が残るウルト
ラマンに対し重厚ではあるが陰のあるセブンでは対照的だから。
そういう意味では半年空けて東映製作のキャプテンウルトラの後
にOAしたのは正解ではなかったか?
平成でもティガの最終回はセブン並にテンションが高かった。
あおりを受けたのはダイナで最初の1クール程は私もティガを引きず
っていたのだから。違いを出すために作品のカラーを替える必要が
あるものの替えたら替えたで違和感が出てしまう。
現在OAしているメビウスも異様にテンションの高い作品だから仮に
4月以降どんな作品を出したら受けるか想像がつくだろうか?
恐らく何をOAしてもメビウス後遺症が出てダメだと思う。
ならばただでさえ制作費もかかるしアイディアも枯渇してまで続け
るよりも1,2年休んでスタッフの皆さんにはじっくりと新しい企画を
練ってもらいすばらしい作品を作って貰いたいと思う。
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )
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しかしホントに、こーじさんの造詣の深さには何時もながら感心させて戴いています。
3年説ですか?いやいや、確かにかなり次作は厳しいとは思いますねえ。色々と。アイディアや資金繰りの面でも。(笑)
確かに特撮はお金のみならず、アイディア、脚本、演出、演技力等色々と難しい事が多いですよねえ。俳優の演技一つだって、全然ダメな物はダメですものねえ。ウルトラマンシリーズの次作も楽しみにしていた小生ですが、ここは諦めた方が良いのかもしれませんね。(笑)
それにしても円谷さんは、ハードなネクサス・バラエティに富んで実験的なマックス・過去作品とつながるメビウスとそれぞれ個性を出して頑張ってますね。
ゼアスで復活してから、丁寧に仕事してきたのではないかと思います。少し休んでまた、いい作品を作ってほしいです。最近NHKの仕事が多くなってきた
「WOO」とか「怪奇大作戦セカンドファイル」とか最近円谷プロがNHKの仕事してるのが何となくうれしかったりしてます。
ウルトラマン以外の特撮作品も見たいので、3年周期お休み、充電・他作品制作っていうのもいいですね。
でも寂しーーー(;▽;)
だけど、ウルトラは休止はあっても、なくなりはしないと信じてます☆
アイディアと資金のバランスが最大の問題になりますからね。じっくりとアイディアを練る時間が必要になります。
>min様
やはり円谷は巨大特撮の王道ですから最近は国営放送にも認められてのは嬉しいものですよ。
平成3部作はそれぞれ個性的でバラエティに富んでますよね。
>まみ様
休みは寂しいのですが新たなアイディアを生み出すための仕込み期間と割り切るしかないですね。
無い物をあるように見せるというのは、中途半端な演技では、子供達には中々受け入れられないので。
ある意味で『子供騙し』なんて言葉を使いますが、子供を本気で、ホントに騙せればその特撮作品は素晴らしい出来であると考え、誇りに思うべき事だと小生は考えています。
子供向けの作品ではウソが通じませんので本物の演技派でないとまずいですね。名優と言われる方々が出演しているのがいい例ですよ。