あまりに短いキュラソ星人編のセブン登場シーン

 BSプレミアムで日曜朝にOAされているウルトラセブンは、16日
OAのキュラソ星人編で7話を迎えた。

 このキュラソ星人編である宇宙囚人303は地球に脱走した凶悪犯
303号を地球側とキュラソ星との合同捜査的な形で話が進むのだが、
303号はアンヌに催眠術をかけて人質に取り整備中のウルトラホー
ク1号のβ号を乗っ取って脱出しようとする。

 ただしβ号単独では大気圏脱出は不可能で燃料切れを起こし墜落
しかねないためダンの発案でα号とγ号でドッキングし、アンヌを
救出する作戦を立てダンが星人を取り押さえている間にアマギは
アンヌを救出し星人が火を吐いたためβ号内は燃え始め切り離して
脱出するのに変身しただけ。

 つまりこのEPでセブンは墜落するβ号からの脱出のためのみに
登場するわけで、脱出に成功すると変身を解き星人は胎内のガソ
リンが誘爆して爆死するという結末。

 セブンファンの方のHPによればセブンの登場時間は7秒足らず
との事で全話を通じ最も短い登場時間というのも頷けるわけだが、
視聴者の中心世代だった当時の子供達はどう思ったのだろうか。

 やはり子供にとってはヒーローと敵とのバトルシーンこそ最大
の見どころなので大いに楽しみにしていただろうが、僅か7秒の
登場時間というのは物足りなかったのではないか。

 考えてみれば6話までセブンのバトルは意外に淡白なもので最も
苦戦していそうな戦いはエレキング戦ぐらいで逆に1話のクール星
人戦は一瞬で終わるし、前回の6話でもペガッサ星人の銃撃をかわ
しアイスラッガーを投げつけて戦意喪失させて終わりというもの。

 とりあえずセブンは対象年齢を上げているし大人になった現在
見ていると、セブンの格闘シーンが少ないEPの方が面白く感じる
わけだが逆に今ではこういった内容の作品は難しいだろう。

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