今から20年前の今日7月19日に福岡ドームで行われたジュニアオールスター
ゲームを見に行った。
ちょうど福岡ドーム1年目を記念してのジュニアオールスター開催という事
だったのだろうが当時 最大の注目点だったのが当然ながら松井秀喜で、やはり
というべきか1年目でイースタンの4番を打っていた。
一方でウエスタンの1番は鈴木一朗。
鈴木に関しては前年プロ野球ニュースのファーム情報で‘ブルーウェーブの
1番を打っている鈴木はファームで首位打者と盗塁王の2冠を取っているので、
来年のブルーウェーブの1番は鈴木で決まり’的な事を言われていたにも拘らず
このシーズンは出たり出なかったりでパッとしてなかったのだ。
ところが この試合では活躍していたし、足もムチャクチャ速かったので‘何で
この選手が出られないのか’と思っていたら翌年から仰木彬監督が就任し
イチローと名乗って活躍し始めたので前監督との確執だったのかと実感した。
他にもイースタンでは吉岡雄二・鈴木尚典・真中満・宮地克彦が、ウエスタン
では先発をした大越基や小池秀郎・戎信行・萩原誠・大島公一・桧山進次郎に
当時ホークス5年目だった山之内健一が別人のようなスリムな体型で出場し
何と3ベースヒットを打ったのには驚いた。
ちなみに松井はノーヒットで迎えた最終打席でバルセロナ五輪で台湾が
銀メダルを獲得したエース・郭李建夫から左中間に2点タイムリー2ベースを
放ったのが試合前のバッティング練習以外では最大の見所だった。
それにしても20年経って現役なのはイチローと桧山の2人のみだから、いかに
現役を長く続ける事が大変なのか実感する。