今日は、伊福部 昭の3回忌

　ウチでは13:00頃には、みの もんたの‘おもいっきり
いいテレビ’をかけているのだが‘今日は何の日’の
コーナーで伊福部昭が亡くなって2年 だとやっていた。
‘そういえば伊福部昭が亡くなったのは最近だったな’
と思っていたが、まさか今日だったとは思わなかった。

　さて伊福部昭の名前を初めて聞いたのは、当然のように
ゴジラ・シリーズ。
　初めて見た‘キングコング対ゴジラ’でOPに使われた
‘巨大なる魔神’の合唱曲は衝撃的だったので、終了後に
この歌を口ずさんでいた。
　またゴジラが北方領土のソ連基地を蹂躙するシーンや
キングコングとゴジラが戦うシーンのBGMは、頭にすぐに
再生できるぐらい覚えやすかった。　

　ゴジラをはじめとした大自然の驚異を表した重厚なテーマ
や、怪獣大戦争マーチをはじめとした防衛隊の血沸き肉踊る
マーチは いつまでも耳に残っていた。

　ウルトラマンの宮内国郎やウルトラセブンの冬木透らの曲
とは、一味違うと思ったのだ。
　85年にサントラ盤のLPを買って聞き始めたが、やはり圧倒
的な曲で 84年版ゴジラを見たときに‘ここは、この曲を使用
したらいいのでは’と思ったりした。

　だから91年にゴジラvsキングギドラで音楽監督で復活した
時は‘待ってました！’だったしキングギドラと航空自衛隊の
対決の時は‘ラドンと戦闘機部隊のテーマが いいな’と思って
いたら、しっかりこの時のBGMが使用されていて嬉しかった。

　 ゴジラが死ぬ94年のゴジラvsデストロイアで最後の音楽監督を
務めたのを最後に現場から去ったのだが、それ以降のゴジラ作品
には今ひとつ乗れなかった思いがある。

　因みに東京音楽大学に進んだ、お客さんに伊福部昭の話を
したら‘ウチの元学長を何で知ってるの？’と驚かれた事があった
のを思い出す。