18年かけて復活を目指したダーク・ザギ

 ウルトラマンネクサスの最終EPの冒頭アメリカ・コロラド州に
降り注いだ光が、TLT北米支部の来訪者研究スタッフ・山岡一に取
り着く形で体と意識を乗っ取る事に成功する。

 実はその直前にクラゲ状の生命体・来訪者からのメッセージを
コンタクティである少年時代の海本隼人が受け‘ザギが飛来し復活
する事で地球が滅ぶ’と伝えるわけだが、その中に山岡がいたわけ
でザギに対する恐怖と絶望を抱いた事から体と意識を乗っ取られ
る形になったわけだ。

 そして手始めに少女時代の凪の前で母親を殺害しビーストへの
強い憎しみを植え付けると、石堀光彦と名乗ってナイトレーダー
に入隊し復活への機会を窺っていたという事が判明。

 ナイトレーダーでは溝呂木眞也を洗脳し斎田リコを傀儡化する
など暗躍していたわけだが、ザギにとってダークファウストやメ
フィストらを自らの復活への道具に過ぎないという事を平然と語
るのを見て思い出すのが来訪者の星での話。

 もともとザギは来訪者の星に出現していたスペースビーストを
撃退した光の巨人・ウルトラマンノアを来訪者達が自らの優れた
科学力をもって作り上げた、人造ウルトラマン=ウルティノイド
ザギだったわけで来訪者達の道具だったわけだ。

 その後ザギは自我を持ち始めたもののノアのコピー的な立ち位
置に我慢がならなかったのか、倒すべきビーストを率いて増殖&
進化させる結果になり来訪者達は自らの星を爆破した事でザギも
四散し自らの肉体を失う形になっていた。

 そして先述したように18年かけて復活を目指していたのだから、
用意周到なキャラという事になるのだろう。

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