ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
高校野球春季九州大会観戦

高校野球の春の九州大会は今回は福岡県北部開催。
メイン会場は北九州市民球場だがサブ会場として何と筑豊緑地球場が
昨日までの1回戦と今日のQファイナルで行われるので、店が休みという事で
観戦に行った。
ただし残念な事に10:00から2試合行われるのだが14:00に次男を幼稚園に
迎えに行くので、13:30頃には帰らないといけない。
注目のカードは第1試合が沖縄大会を制した糸満に勝った地元の飯塚と、
昨夏代表でエースと4番が残っている熊本工の対戦。
第2試合は選抜出場校で昨夏代表の長崎日大に勝った自由ヶ丘と久留米
の祐誠の対戦だ。
10:00過ぎに球場に到着し駐車場に車を停め、5分ほど歩いて入場券売り
場に着き入ろうとしたら何と高校時代の部長先生と28年ぶりの再会。
先生も私の事を覚えていたようで‘すぐに分かったよ’と言われ嬉しかった。
既に退職されているそうで改めて月日の経過を実感する。
この球場から車で10分ほどの場所にある飯塚は多くの応援団が来て賑や
かだ。
実際に試合も飯塚が押し気味で熊工は5回までノーヒット。
4回に1アウト2塁から5番のレフト前タイムリーで先制した飯塚だが、それ
以降もチャンスを作るものの熊工のエース・月田が踏ん張る。
その月田が6回に先頭打者でヒットを放ったのが熊工唯一のヒット。
これもバント失敗などで結局 得点できず飯塚の背番号10の猿渡が1-0で
1安打完封した。
一昨年夏に初出場した飯塚だが着実に力をつけているという事か。
とはいえ熊工のような伝統校は夏に照準を合わせているので、これが本当
の実力ではないだろう。
実際に選抜で1勝した宮崎工に初戦では8-1で勝っているのだから。
第2試合が始まるまでのインターバルで球場内を うろうろしていたら両
チームの監督が出てきて関係者と話しをしていた。
やはり地元で強豪の熊工に勝った飯塚の吉田監督は関係者に祝福されて
嬉しそうだったし、熊工の林監督は残念そうながらも延々としていたのが
印象的だった。
第2試合は選抜の初戦で優勝候補筆頭の東海大相模に勝った自由ヶ丘
が登場する。
05年まで柳川の監督だった末次秀樹監督が率いる。
さらに凄いのが自由が丘は地元の飯塚よりも多い数でスタンドを埋めていた。
そういえば八幡西時代に我々の試合の前に戦っていたが、この時も全校
応援だったのを思い出した。
自由ヶ丘は東海大相模を2点に抑えたエースの左腕・小野ではなく、控え
投手のリレーで臨んだが1回裏に打ち込まれて あっさり2点を先行されると
2番手投手を起用したものの更に1塁ランナーが挟まれる間に3塁ランナーも
還り3点を先行される。
2回表に先頭の4番が3ベースで出塁するが5番・小野の内野ゴロで3塁ラン
ナーがホームに突っ込みアウト、直後にヒットのランナーが出るなどチグハグ
な攻めで得点できず。
6回表にようやく自由ヶ丘は短長打で1点を返すが後続が抑えられ1点止
まり。
その時点で13:30になったので球場を後にする事になったが、あのままの
流れでは祐誠が逃げ切りそうな感じではあった。
ただ自由ヶ丘は明日が休養日というのにエースを使う雰囲気はなかった
事を考えると、是が非でも勝ちに行くという姿勢ではなさそうだった。
ここが春の九州大会の面白いところで、全力で勝ちに行っても夏の大会
前にチームのピークが来てしまい夏は苦しくなる。
これが秋の大会ならベスト4に入ると選抜という予選の形になっているので
翌日が休養日ならエースが連投するのは当然だが、春なら そこまで無理
するよりも夏に備えて投手陣の層を厚くするという事を考えるチームが出て
くるのは当然だろう。
そういった事を頭に入れて観戦する必要があるのが春の大会である。
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こーじさんの写真で初めて見ましたが、周囲の環境も含めてとても綺麗な球場のようですね。
気候が良くなると、こんな野球場でのんびり観戦できたらたまりませんね。
自由が丘のスタンドは圧巻ですね。
九州の大学野球やウエスタンのホークス戦でもたまに使われる球場です。
もともと山の中にあるので風が強く、この日も日がかげって風が吹くと肌寒かったです。
ただし人工芝のため決して評判はよくないし、ケガをする選手が1つの大会で必ず出るのが特徴ですね。
観客席も5千人といったところですよ。