2022選抜高校野球:第6日


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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220324-0211

 1回戦最後の試合と2回戦最初の2試合が行われる大会6日目の注目
カードは、第3試合の九国大付ー広陵。

 九州と中国地区の王者同士で明治神宮大会では共に大阪桐蔭に敗
れているチーム同士だが、初戦で北海道王者に手こずりながらサヨ
ナラ勝ちした九国大付と北信越王者に圧勝した広陵の対戦。

 つまり初戦で競り勝ったチームと、圧勝したチームのどちらが有利
か?という事になる。

 1回戦最後の第1試合では近畿と明治神宮大会王者・大阪桐蔭が満を
持して登場するが、鳴門の左腕エース・富田は桐蔭が苦手と言われる
技巧派左腕だから富田対桐蔭打線という図式になるか。

 第2試合は開幕戦で完封勝ちした浦和学院と延長戦の末に大差を付け
た和歌山東の対戦となり、集中打が出る和歌山打線が初戦寒風の宮木
を打ち込めるか。

 第1試合:大阪桐蔭 3-1 鳴門

 3回に桐蔭は内野安打で出塁した8番を送り2番&4番の短長打で2点を
先行すると押し気味に試合を進めるが富田が踏ん張り、鳴門打線も2回
に先頭打者がヒット4回には1アウトから3番の2ベースと死球でチャン
スを作るが得点ならず。

 しかし7回に2アウトから6番以下の3連打で1点返し追い上げるが8回
に桐蔭は1アウトから5番の2ベースと1塁ゴロエラーで1・3塁とし、7
番のスクイズで貴重な1点を追加し3-1で逃げ切った。

 鳴門・富田は8安打を許しながら3回の2点のみで踏ん張っていたのだ
が、打線が大阪桐蔭・川原の前に中軸が抑え込まれて1点では大阪桐蔭
相手では厳しかった。

 第2試合:浦和学院 7ー0 和歌山東

 1回に浦和は1・2番の短長打でノーアウト2・3塁から暴投と4番のタイ
ムリーで先制すると、2回にも1アウトから2ベースで出塁した9番が遊ゴ
ロで3塁に進み再び暴投で3-0とする。

 5回には3番のHRで追加点を挙げると5番&6番の連打でチャンスを掴み
8番のタイムリーで5-0とし、以後も小刻みに得点を重ね7-0とリード
を広げる。

 和歌山打線は宮城の前に5回までノーヒットに抑えられ6回に7番&8番
の連打とバントで2・3塁に進めるが、1番&2番が倒れて得点できず。

 結果的に2安打完封となったわけで、和歌山東にとって2回までの3失点
のうち投手の暴投で与えた2点が結果的に響いた形だ。

 第3試合:九州国際大付 4-1 広陵

 1回に広陵は1番がヒットで出塁しバントなどで2アウト2塁から3盗&悪
送球で先制すると、1回の1アウト3塁を得点できなかった九国大付も2回
に5番以下の3連打でノーアウト満塁から2アウト後1番の2点タイムリー
で逆転。

 以後は九国大付が毎回ランナーを出しながら広陵・森山が踏ん張って
2-1のまま試合が進む一方、広陵打線も香西の前に2回と6回以外毎回の
ランナーを出すが7回まで自慢のクリーンアップが抑えられる。

 迎えた8回に2番手の松林から7番が死球で出塁しバント失敗の後9番が
ヒットでつなぎ1番の3ベースで待望の2点を追加し、その裏に広陵も1番
が死球で出塁するが併殺後に3番&4番がようやく連打するも5番三振で万
事休す。

 左の技巧派が強力打線を抑える選抜ならではの典型的な一戦となった
が、2番~6番までの左打者達を7回まで1安打に抑えた香西の投球が勝因
ではないか。

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