歴史は繰り返す? 不甲斐いなき監督最終戦

　昨夜 福岡ドームで行われた本拠地最終戦でホークスはバファローズ
相手に1－4で敗れ、王貞治監督の本拠地最後の試合を勝利で飾れな
かった。
　それにしても9月に入って3勝16敗と低迷し、Aクラスどころか最下位も
視野に入っている状況だ。
　23日に王が監督退任を表明した試合でもエースの杉内で 2－5とファイ
ターズに完敗している。

　まったくもって不甲斐ない事このうえない！　

　実は7年前に、こういう光景を覚えていた。
　それは01年の9月28日に長嶋茂雄監督がジャイアンツの監督を辞任
する記者会見をした後の残り2試合でジャイアンツの選手達の戦いぶり
から‘長嶋監督を勝利で送り出そう’ という思いが全く感じられなかった
事だ。
　9月30日の東京ドーム最終戦ではAクラスを死守せんとする横浜相手
に完敗すると、10月1日に甲子園で最後の采配だったにも拘わらず
コチラでも惨敗だ。

　よりによって最下位の相手にである！

　休日だったので友人夫婦と一緒に見ていて激怒した覚えがあった。
　やはり監督が辞任するとプレーする選手達が動揺して落ち着かない
のか?と感じたのだった。
　それは分かるが、もう少し何とかならないのか?と思ってしまう。

　ジャイアンツは2位で最悪でもAクラスは確保できていたが、ホークスの
場合は このままズルズルと負け続けると96年以来の最下位がチラ
ついて来るのだ。

　選手達も王監督の最後のシーズンを

最下位で終わらせるわけにはいかないと

思わないのだろうか?