ハン・ソロ映画がV2!【全米ボックスオフィス考】
今月末から公開されるハン・ソロ/スターウォーズストーリーの
アメリカでの評価が今ひとつだというニュースが入ってきた。
シリーズを代表する人気キャラであるハン・ソロの若き日を描い
たスピンオフ作品で、最近ではローグ・ワンに続くものだが個人的
には仕方ない面もあると思う。
スター・ウォーズシリーズは77年のEP4からスタートし83年の
EP6で一旦終了する形で3本を中2年置いて7年かけて製作したの
だが、EP1を作るまでは実に16年のインターバルを要する事になり
99年から05年までコチラも7年かけてEP3まで製作した。
そしてEP3の終了から10年後の15年に待望のEP7が製作され
ると、16年にスピンオフであるローグ・ワンを挟んで17年にEP8
が製作されたわけだから今回のハン・ソロで4年連続になるだけで
なく来年には完結編であるEP9が公開される予定のようだ。
基本的にスター・ウォーズシリーズは大作だから料理に例えると
ボリューム満点のガッツリ系で、1作品見たら中2年はインターバ
ルを空けないと食傷気味になってしまうと思うのだ。
個人的には巨大ヒーローであるウルトラやゴジラシリーズは一歩
間違えると内容的に厳しくなるので、しっかり構想を練らないと残
念な結果に終わるケースが多く3年連続が限度だと考えている。
ウルトラで4年連続となったのはレオだが当時としては評判が悪
くゴジラでも南海の大決闘やメガロの頃にはネタ切れ的な雰囲気で、
平成に入ってもスペースゴジラからはペースダウンした感じがして
いたしミレニアムゴジラも機龍編になるとノリが今ひとつだった。
つまりゴジラやウルトラは視聴者が‘そろそろ見たい'と思うまで
インターバルを空ける必要があるし製作者サイドも構想をしっかり
練る期間が必要なわけで、ここが仮面ライダーや戦隊シリーズのよ
うに量産が利かず毎年製作できないわけだ。
だから本来ならスター・ウォーズ本編もEP6までのように2年
インターバルで作るべきだし、スピンオフもローグ・ワンのような
EP4直前のストーリーならいいが今回のように登場キャラの若き日
を追ったスタイルは挟まない方がいいのではと思ったりする。