ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
‘これがサッカー’とは言うけれど
日本、W杯へまさかのドロー発進…シュート20本超えも相手の堅守崩せず
3年後のロシアW杯を目指すアジア2次予選の初戦が埼玉スタジア
ムで行われ、日本はシンガポール相手に20本以上のシュートを放ち
ながらもGKマフブドの再三にわたる好セーブにも阻まれ‘まさか’
のスコアレスドローに終わった。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が就任以来とりあえず親善試合
では3連勝し、特に直前のイラク戦では圧勝していたので格下と思
えるシンガポール相手に‘負けは論外、引き分けも負けに等しく
何点差を付けて勝つか’という雰囲気の中での試合になったのだが
W杯予選は親善試合とは違う。
個人的には15分までに得点すれば一気に日本の大量得点もと思わ
れたのだが12分に打った香川のミドルシュートをGKが弾いて得点
できなかったあたりから‘これは手こずる’という雰囲気になった。
実際にシンガポールの体を張ったDFの前にミスを繰り返す場面が
目立ったし、GKが自信を付けたのか神がかり的なセーブまで連発
となると よほどの幸運が絡まなければ得点できる雰囲気ではない。
こうなるとドイツ大会の初戦だったオマーン戦やブラジル大会の
初戦だった北朝鮮戦で見られた後半ロスタイムの得点にかけたい
ところだったが、CK以外のセットプレーも少なく結果的に無得点に
終わったのだった。
後藤健生氏が‘サッカーというのはシュートをいくら打っても
GKの神がかり的なセーブなどで入らないケースは多々ある’と
以前著書で記していたが、まさしく負のスパイラルに嵌ってし
まったわけでアトランタ五輪の日本ーブラジル戦のようにシンガ
ポールのロングボールが何らかの拍子にゴールとなって1-0で
敗れるという最悪の結果だけは免れたという事か。
とりあえず月並みではあるが予選は始まったばかりだしハリル
体制になって いい面ばかりが出ていた事から少なくとも2次予選
では‘神国日本無敵モード’に入っていたのを戒める結果になっ
たのは長い目で見ればよかったのではないかと思うのだった。
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速いパスワークもなきゃカウンターの速攻もなきゃ相手陣地での素早いプレーもない。シュートあんだけ撃っても殆どが枠内いかなかったりコースにいってなかったりで話にならないレベル。
セルジオ越後などは監督のせいみたいに言ってますがそんな簡単な問題じゃないと思いますよ。
まだまだハリル色に染まってないという気がしたのが
一本調子でパスを回しながら中央突破に拘るという事でしょうね。
親善試合では監督の理論を体現できても真剣勝負では
以前の悪癖がどうしても出ますので。