遂に渡辺宙明氏も・・・残念


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-220627-202206270001189

 昨日の夕方ネットを開いていると作曲家の渡辺宙明氏が、老衰
による心不全のため96歳で亡くなったという記事が載っていた。

 昨年から今年にかけてOAされていた機界戦隊ゼンカイジャーの
劇伴を大石憲一郎氏と組んで劇伴を担当して話題になり、レジェン
ド健在を実感していたのだが遂に力尽きたのかと思ったものだ。

 昭和名アニメ作曲家としては渡辺岳夫、菊池俊輔の両氏らと並
ぶ三大作曲家の最後の1人がが遂に亡くなったわけで昭和もいよい
よ遠のいたと実感するものだった。

 奇しくも今年は氏が作曲した人造人間キカイダーとマジンガーZ
という代表的な2作品の放送開始から50年目で、特に来月は人造人
間キカイダー放送開始50周年だから間に合わなかったのかと残念に
思うのだ。

 個人的にも人造人間キカイダーを初めて見た時に雰囲気が同じ
東映の仮面ライダーや変身忍者嵐に超人バロム1と違うなと思った
のが氏の劇伴との初邂逅で、それから約半年後にマジンガーZをも
担当されてロボットアニメ繁栄の礎を築かれたと思う。

 また戦隊ヒーロー最初の作品・秘密戦隊ゴレンジャーから始ま
りジャッカー電撃隊にバトルフィーバーJをはじめ大戦隊ゴーグル
ファイブまで6作品連続で劇伴を担当され、戦隊モノというジャン
ルを成立させてくれた大恩人だ。

 もっとも氏が最初に担当したヒーロー作品は忍者部隊月光で、
これは変身しない戦隊モノという事になるのだから戦隊シリーズ
とは相性が良かったのだろう。

 そういう意味では戦隊シリーズや宇宙刑事を中心としたメタル
ヒーローシリーズに、ロボットアニメというジャンルの原動力と
もいえる存在だったわけだ。

 先述したように96歳という年齢を考えると、よく頑張られたな
と思うし個人的にZのテーマのような素晴らしい局を良くぞ作って
下さったと感謝したい。

 ご冥福をお祈りします。

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