ベーターカプセルの‘裏定義’

 私が80年代後半から90年代前半円谷プロファンクラブに入会し
ていた頃、会報にいろんな意見が載っていたのだが後にウルトラ
マン万葉集
という本を上梓されていた椛沢雅哉氏が掲載されてい
たのが‘ベーターカプセルは人の意識をコントロールできる’とい
う説。

 たしかにウルトラマンが登場するとハヤタが不在になりウルト
ラマンが飛び去るとハヤタが現れるというのを科特隊の面々は、
誰も突っ込まないのかという意見がまことしやかに流れていた。

 特にメフィラス星人編など星人の宇宙船に人質救出のため科特
隊が突入したところハヤタが変身ポーズのまま硬直化しており、
ムラマツは‘宇宙人の魔術に引っかかったか’と言うだけでなくフジ
隊員やサトル少年を救出すると宇宙船が爆発寸前のためハヤタを
見捨てて脱出するシーンがあった。

 またザラブ星人編では命と同じぐらい大事なベーターカプセル
を忘れて星人に捕えられていたし、そのベーターカプセルをホシ
ノ少年が届けるわけだが‘よくぞ監禁場所が分かったな’というもの。

 ちなみにホシノ少年も‘あれ何だったの?’と本来なら聞くはずが、
そういった雰囲気はないのは‘ベーターカプセル自体が人の意識を
コントロールする能力を持つ’という説。

 つまりベーターカプセルは何らかの電波を出して人の意識をコ
ントロールする能力があると仮定すれば、先述したケースのつじ
つまが合うわけだ。

 ただし今回のシン・ウルトラマンでは、そういった設定はない
ような感じでザラブ編も話が進んでいたようだ。

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