遂に実現！坂田健史－亀田大毅戦

亀田大―坂田戦は協栄ジム落札 ＷＢＡ世界フライ級(共同通信) - goo ニュース 　

　今朝 入札となっていたWBAフライ級タイトルマッチの興行権を協栄ジムが
落札したとニュースに載っていた。
　これで晴れて亀田大毅と2代前の王者・坂田健史の世界戦が実現する。

　思えば亀田兄弟はゴキブリ呼ばわりしていた内藤大助だけでなく、同じ
ジムに所属している坂田をも‘坂田に負けるようでは切腹モノ’ などと言って
バカにして挑発していた。

　兄の興毅は王者時代のポンサクレックを さんざんバカにして挑発し続け、
ポンサクレックが乗り気になると逃げるという姑息な事をやっていたものの
3月に とうとう対戦から逃げられなくなり赤子の手をひねるように あしらわ
れて惨敗を喫した。

　いわば天にツバを吐きかけて自分に戻って
きたようなものだ。

　次男の大毅も坂田からタイトルを奪いモチベーションが切れたデンカオー
センに昨年10月に挑戦したもののクリンチ戦法に手を焼き完敗。

　次の挑戦者として前王者の坂田とのリターンマッチが決まっていたにも
拘わらず強引に割り込んで再戦に こぎつけ、相手のホールドをアピールを
続けたかいがあり減点してもらって判定勝ちして世界を奪取していた。

　ところが勝者が対戦を義務付けられていた坂田とのリターンマッチは
‘地球が爆発しても対戦はない’と忌避する姿勢を見せ、実際タイトル奪取
した後に自作の歌をリング上でピアノの弾き語りができたにも拘わらず
‘血尿が出た’などと減量苦をアピールして返上を匂わせていた。

　とはいえエース格の興毅が完敗して王者は大毅1人だけ。
　タイトルを返上しても勝てる相手はいないので どうやら坂田との対戦は
避けられなくなった模様だ。

 　こうなると成長期にも拘わらず過酷な減量を強いられる上に1発のパンチ
力はないものの、無尽蔵のスタミナで しつこい連打を得意とする坂田の無限
地獄に引きずりこまれるという展開が目に浮かぶようだ。

　やはり相手を挑発するのはいいが実力あってのもの。

　兄同様 弟も天に向かって吐いたツバが自分の顔にかかっている感じで
ある。

　その日まで80日～88日、兄に続いて実力が白日の下に
晒されるカウントダウンが始まる。