以前‘冷房インフレ’の話を上げたのだが先日に理容組合の幹部
会で、それを実感する寒さの洗礼を受けたのだった。
私の所属している理容組合の支部では基本的に毎月第4日曜日が
幹部会で、他の店から徴収した組合費などを支部長クラスの店に持
ち寄って話し合いをしたり組合の配り物をまとめたりする。
会場を提供してくれる幹部は既に80歳を越えて1人暮らしでは
あるものの元気一杯で仕事をしている凄い人なのだが、問題なのは
破れ饅頭などアンコがいっぱい詰った茶菓子が必ず出てくるわけで
私は甘い物好きなので問題ないものの隣に座る先輩は甘い物を苦手
としているので時おり饅頭をこっそりと譲り受けたりする。
更に夏になるとエアコンを効き過ぎるぐらい部屋を冷やしている
ので部屋に入った途端に冷気が襲ってきて最初のうちはいいものの
徐々に冷え過ぎて肌寒くなるわけで、設定温度を見ると20度に固定
されているではないか!
たしかに最初は部屋も暑いので20度ぐらいで冷やす必要がある
のだろうが、そのままにされていると肌寒くてたまらないし饅頭嫌
いの先輩は人一倍寒がりなのに一番冷気が当たる場所に座っている
ため辛そうだ。
追い討ちをかけるように先日の幹部会では話し合いが終わった後
‘暑いけん冷たい物も準備しとったけんね’と台所に何か取りに行
ったので‘缶ビールなら車で来ているので家に持ち帰って飲めばい
い‘と思っていたら、何とアイスクリームで あんこの詰った破れ
饅頭アイスだったのだからビックリ。
それを設定温度20度の中で食べるのだから寒さに拍車がかかる
わけで、さすがに寒さに強い私も閉口したし辛いものがあった。
だから廊下に出た途端に‘暑い’空気が襲ってきてもむしろあり
がたかったし、あまり冷え過ぎた部屋にいる事の弊害を実感したの
である。