最強国相手で見えた可能性と限界。日本女子バスケ代表は絶対強くなる。
04アテネ五輪以来3大会ぶりの出場を果たした女子バスケット
ボールは大会前の壮行試合で、開催国のブラジルと試合を行い連敗
するという状態だったため五輪本番では厳しい戦いになる事が予想
された。
リオではベラルーシ戦から始まり開催国のブラジルにトルコ、グ
ループ最上位のオーストラリア、フランスの順番で対戦し上位4カ
国がベスト8に進むというシステムだが日本にとっては全てが格上
のチームばかり。
12年前のアテネではナイジェリア相手に1勝しただけで1勝4敗
とベスト8にも残れなかったのだから、今回は最低でも2勝しベス
ト8入りというのが現実的な目標になる。
それを考えると最大の山場だった初戦のベラルーシ戦を第3Q終了
までリードを許していたのを第4Qで逆転し77-73で競り勝って勢
いに乗ると、ブラジルにも第2Qから波に乗ってリードを奪い第4Q
のブラジルの反撃をかわして82-66で快勝しノルマの2勝をクリア。
3試合目のトルコにこそ第1Qの9-24が響いて62-76で敗れると
4試合目はオーストラリア相手に86-92で敗れて連敗しフランスとの
最終戦は15点差を付けての勝ちで2位、13点差の勝ちで3位という
条件での試合で79-71と8点差だったためグループ4位でベスト8
の相手がアメリカになり第2Q途中まで2点差と食い下がったがった
ものの最終的に敗れた。
しかしアトランタ以来の予選リーグ突破だったし3勝を上げただけ
でなく、オーストラリア相手にも前半を50-48で折り返し第3Q終了
時点では12点差を付けるなど大健闘で素晴らしい戦いを見せたと思う。