出演キャラのサイドストーリーは重要

 久しぶりにウルトラマンエースネタを

 南夕子が月に帰ってからのエースは男女合体変身から単独変身になったの
だが、ここで思わぬ副産物が出てきた。

 というのも南夕子が月に帰った29話以降‘ウルトラの星が見える’と言う
梅津ダンという少年と行動を共にするようになるのだが、その時に北斗の
生い立ちがカミングアウトされるのだ。

 南夕子がいた時にもキングカッパー偏で山で遭難し三日三晩吹雪の中を歩き
回って探してくれた先輩の話があったのだが、ドリームギラス偏で北斗は子供
の頃9歳までオネショをしていたという話が出たのには驚いた。

 またサウンドギラー偏では暴走族が登場するのだが、自分自身もグレかけて
いた事から彼らを理解していたというのも意外な話。

 そしてマッハレス偏では中学・高校時代の友人が登場する。

 第1期ではハヤタの生い立ちなどは全く触れられてなかったし、他の隊員達の
プロフィールもウルトラ警備隊のアマギが子供時代に近所の花火工場で事故が
あって爆発物にトラウマを持ったという事ぐらいだった。

 その点 第2期は郷秀樹が故郷に母親がいたり、サドラー偏で父親が山で遭難
死した話が出たり、レオゴン偏ではマッドサイエンティストになった友人・水野が
登場したりとプライベートなネタが出てくる。

 MATの隊員達も南隊員が子供の頃‘じゃみっ子’と呼ばれるいじめられっ子
だったり、上野隊員が孤児で育ての親・小泉博士の存在が明かされたり、岸田
隊員の家は軍人一家で父親が戦争中に毒ガス兵器の開発をしていたり・・・と
第1期では見られなかったサイドストーリーが存在する。

 ちなみにマッハレス偏では友人の加島が恋人を顧みずに開発中のマシーン
研究に没頭するので、郷の友人の水野のように最後は死ぬのでは・・・などと
考えてしまった。

 いろいろと言われる第2期だがキャラクターのサイドストーリーは第1期に
殆どない事なので こういうEPはシリーズに彩を与えると思うし、平成シリー
ズに入っても この路線は堅持されていくのだった。

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