オリジナル怪獣と旧怪獣

 今日で8話目を迎えるウルトラマンブレーザーには、ご存じの
ように特別編を除く6つのEPで6話のカナン星人以外はオリジナ
ル怪獣の登場が目立つ。

 しかも1話のバザンガは宇宙怪獣で4話のレヴィーラも宇宙生命
体の怪獣化
だがゲードス・タガヌラー・ドルゴにニジカガチは地
球産というのも妙に新鮮だ。

 登場する怪獣が地球産怪獣になると登場理由などを考えなけれ
ばいけないのに対し宇宙怪獣にすると、たまたま地球に辿り着い
たり侵略宇宙人から操られて襲来するなどストーリー展開は作り
やすい中で敢えて地球産が多いのは凄い。

 第1期に登場したレッドキングやゴモラなどの旧怪獣は確かに
魅力的だし大怪獣バトルシリーズなどでも登場しているので馴染
みがあるのだが、オリジナルの設定を考慮したEPを作る必要があ
るので制約が付きやすくもある。

 そういった意味で地球産のオリジナル怪獣を登場させるのは、
自由な発想のストーリーが作れるという利点があるから現在のブ
レーザーを見ているとストーリー的に見事にまとまっているので
楽しく見られる。

 さらにSKaRDが保有する主力巨大兵器アースガロンの存在が
メカゴジラを彷彿させ、アースガロンと怪獣の戦いはメカゴジ
ラとゴジラの対決的な雰囲気だ。

 もともとブレーザーはニュージェネシリーズでは珍しい他の
ウルトラマンの力を借りたりタイプチェンジをしないなど独自
性を追求しているといわれるが、オリジナルの地球産怪獣が多
いというのもブレーザーならではの世界で毎週面白く見ている。
 

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