ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
スモールベースボール?
昨今日本の野球界でよく聞く言葉に「スモールベースボール」
がある。ホームランを含めた長打で点を取るのではなく機動力や
バントなどの小技を中心とした攻めで点を取っていこうというモノ。
ところでこの「スモールベースボール」だが最初に私が聞いたのは
02年にアナハイムのMソーシア監督が打線の繋がりで点を取るという
意味で使い始めこの年見事にヤンキースやミネソタ、そしてWシリーズ
では新庄のいたサンフランシスコに2勝3敗から逆転でシリーズを制した。
また昨年井口が入団したホワイトソックスのOギーエン監督もこれを
目指して戦いWシリーズを制した。
しかも日本ではマリーンズがホームランをアテにしない繋ぎの野球で
アジア一になり「スモールベースボール」は流行語になった。
ところで国内での「スモールベースボール」は長打を否定し俊足で
守れる選手で固めるものと思われており実際保守的な評論家はこれを
推奨するコメントを多く寄せている。
だが本場は全然違うのだ。例えば02年のアナハイムはホームランこそ
少なかったが長打はけっこう出ていたし終盤での連打による逆転勝ちが
多発していたし05年のシカゴやマリーンズも然り。
井口は「監督はスモールとか言ってるけどチームバッティングをしている
のは俺だけ」とぼやいていた。つまり狙えば4本前後のホームランを打てる
バッターに繋ぎの意識をさせようというのが「スモールベースボール」
手っ取り早く言えば昨年までのジャイアンツのメンバーに(清原、ローズ、
小久保、高橋、阿部ら)繋ぎの意識を徹底させ進塁打やエンドランを仕掛ける
のが本場の「スモールベースボール」だ。
ところがジャイアンツは「ホームランで点を取るのは間違い」とばかりに
清原達ホームランバッターのリストラをし李以外は繋ぎのバッティングという
コンセプトを打ち立てた。ところがそうなるとかつての1,2番である仁志や清水
といった連中が干される事になり代わりの1,2番がルーキーの岩谷と代走要員の
鈴木では対戦相手からなめられるのは当然だ。
全く怖さのなくなったジャイアンツ打線は対戦相手のピッチャーからなめられ
見下されるハメになったのだ。悪い事にジャイアンツのピッチングスタッフは
昨年まで強力打線をバックにしていたので打てない味方に焦れて先に失点という
ケースを嫌というぐらい見ている。
「これが球界の盟主かよ?」と思えるぐらいの悲惨なメンバーではないか!
高校球界でスモールベースボールの旗頭である広島商が最近甲子園で活躍できない
だけでなく卒業生でプロで活躍したのが73年の達川以来いないという状況は
日本風の「スモールベースボール」がいかにチームをスケールダウンさせるかが
よく分かる実態だ。
因みにWBCを率いた王監督は当初「スモールベースボール」と言っていたが
あまりにも打てないので撤回している。なお日本型スモールベースボールの
理想的な試合であるロースコアゲームになると韓国に連敗し、勝った対メキシコや
韓国には6点以上取っているしファイナルのキューバからは10点を取っている。
やはり打って点を取らないと勝てないのだ。
がある。ホームランを含めた長打で点を取るのではなく機動力や
バントなどの小技を中心とした攻めで点を取っていこうというモノ。
ところでこの「スモールベースボール」だが最初に私が聞いたのは
02年にアナハイムのMソーシア監督が打線の繋がりで点を取るという
意味で使い始めこの年見事にヤンキースやミネソタ、そしてWシリーズ
では新庄のいたサンフランシスコに2勝3敗から逆転でシリーズを制した。
また昨年井口が入団したホワイトソックスのOギーエン監督もこれを
目指して戦いWシリーズを制した。
しかも日本ではマリーンズがホームランをアテにしない繋ぎの野球で
アジア一になり「スモールベースボール」は流行語になった。
ところで国内での「スモールベースボール」は長打を否定し俊足で
守れる選手で固めるものと思われており実際保守的な評論家はこれを
推奨するコメントを多く寄せている。
だが本場は全然違うのだ。例えば02年のアナハイムはホームランこそ
少なかったが長打はけっこう出ていたし終盤での連打による逆転勝ちが
多発していたし05年のシカゴやマリーンズも然り。
井口は「監督はスモールとか言ってるけどチームバッティングをしている
のは俺だけ」とぼやいていた。つまり狙えば4本前後のホームランを打てる
バッターに繋ぎの意識をさせようというのが「スモールベースボール」
手っ取り早く言えば昨年までのジャイアンツのメンバーに(清原、ローズ、
小久保、高橋、阿部ら)繋ぎの意識を徹底させ進塁打やエンドランを仕掛ける
のが本場の「スモールベースボール」だ。
ところがジャイアンツは「ホームランで点を取るのは間違い」とばかりに
清原達ホームランバッターのリストラをし李以外は繋ぎのバッティングという
コンセプトを打ち立てた。ところがそうなるとかつての1,2番である仁志や清水
といった連中が干される事になり代わりの1,2番がルーキーの岩谷と代走要員の
鈴木では対戦相手からなめられるのは当然だ。
全く怖さのなくなったジャイアンツ打線は対戦相手のピッチャーからなめられ
見下されるハメになったのだ。悪い事にジャイアンツのピッチングスタッフは
昨年まで強力打線をバックにしていたので打てない味方に焦れて先に失点という
ケースを嫌というぐらい見ている。
「これが球界の盟主かよ?」と思えるぐらいの悲惨なメンバーではないか!
高校球界でスモールベースボールの旗頭である広島商が最近甲子園で活躍できない
だけでなく卒業生でプロで活躍したのが73年の達川以来いないという状況は
日本風の「スモールベースボール」がいかにチームをスケールダウンさせるかが
よく分かる実態だ。
因みにWBCを率いた王監督は当初「スモールベースボール」と言っていたが
あまりにも打てないので撤回している。なお日本型スモールベースボールの
理想的な試合であるロースコアゲームになると韓国に連敗し、勝った対メキシコや
韓国には6点以上取っているしファイナルのキューバからは10点を取っている。
やはり打って点を取らないと勝てないのだ。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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ホークスも失敗しましたね…。特に下位打線にまわると繋げないですよね(笑)シーズン当初は下位打線の本間などが3割近い打率を残すなど頑張ってましたが気付けば2割5分前後…。そして城島の後釜も打てない…。
これじゃ3位も仕方ないといった感じでしょうか・・・
『スモール』というイメージがあるみたいですが・・・
少なくともそれをはきちがえてしまった巨人とは
あきらかに別物なんですよ。
様は役割分担だと思うんですよ、それこそ『燃えよドラゴンズ』の
歌詞じゃないですが、1番荒木が塁に出て、2番井端が
ヒットエンドラン、3番福留タイムリー、4番ウッズがホームラン・・・
RPGの戦士、僧侶、魔法使いって感じですか?
『スモール』=『小さい』では無く投手等も含めた
トータルパッケージだと思うのですが。
なんか長々とスンマセン、あと勝手にですがうちのブログにブックマークさせていただきましたんで
よろしくお願いします。
昨年のマリーンズや98年の横浜がいい例でしょう。
長打力がないならあまり送りバントはしない方がいいですよね。森監督になった横浜がこれで失敗してるのに・・ ホークスは7番本間、8番本多、9番山崎ではバントしても点が入る気がしませんよ。
>琵琶男様
少なくとも6回まではバント禁止とかいうローカルルールを作ってもいいでしょう。
>soshi-s様
すばらしい解釈ですね。ジャイアンツは完全に勘違いしてますから。
ドラゴンズは98年からスモールに転換してますので
そのやり方が染み付いてますから選手も役割を解っていると思います。
長文大歓迎ですよ、気になさらずにドシドシお願いします。
それからブックマークありがとうございました。