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こーじ苑
まだルーキーの村田諒太に多くを望む事なかれ
村田、成長を実感=八重樫は「壁乗り越えた」―ボクシング(時事通信) - goo ニュース
先週 村田諒太が両国国技館でプロ転向2試合目を戦いアメリカのデイブ・
ピーターソン相手に手こずりながら何とか最終Rにあたる8RTKOで勝って2連勝を
飾ったのだった。
デビュー戦で日本&東洋王者の柴田を圧倒して2Rで倒した村田だったから
今回の試合も1年半ぶりの試合というピーターソンなら早いラウンドでのKO
またはストップ勝ちもあるのではという予想が ほとんどだったため、思ったよりも
手こずった村田に対する風当たりは強く‘今のままではゴロフキンに勝てない’
など早くも世界タイトル危機説を垂れ流すマスゴミが出たのには驚いた。
今回の試合で分かったのはミドル級で世界を取るには短いキャリアでの奪取は
五輪の金メダリストといえども無理で、東洋ミドル級王者よりも強いノーランカーが
アメリカなどにはゴロゴロしているという事だろう。
残念ながら東洋では長い事ミドル級が最重量級だった事もありパワーはあっても
ヘビー級のような動きの選手が多かったのに対し、欧米では中量級なのでスピード
とパワーを兼ね備えた選手がほとんどで東洋タイトルの防衛戦では欧米系の
選手がいないため東洋王者でも世界には歯が立たないケースが多かった。
相手のピーターソンはキャリア10年ながら14戦しかこなしてないし1年以上
試合をしてないという事だったから、ある意味‘噛ませ’系の相手だった。
ところが試合が始まるとパンチをヒットされてもスリッピングアウェーで流し
ダメージを溜めないので村田のパンチがヒットしたわりに効いておらず、反対に
時おり反撃を食って顔面を腫れ上がらせてしまう結果になったのだ。
五輪の金メダリストといえどもプロではルーキーだし戦い方も全然違うので手こ
ずって当たり前で、こういうタイプの選手と どんどん戦い慣れていくしかない。
実際 海外の五輪メダリスト達がプロ入りしても必ず最初は弱い相手と短いイン
ターバルで多くの試合をこなしていくわけだから、27歳デビューという事から最短
キャリアを目指すべきというスタンスで見れば物足りないものの将来の事を考慮
すればこういう苦戦は将来の大いなる糧になるだろう。
村田自身も それは織り込み済みで‘来年は4~5試合は戦いたい’と先日語って
いたので最短記録などの声に惑わされる事なく一歩一歩着実に世界への階段を
上って欲しいものだ。
国内や東洋圏のみで確実に勝てる相手に勝ってランキングに入り短いキャリアで
世界挑戦するという極東ローカル的な育成法はミドル級のような本格的な階級では
通用しないのだから。
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確かに中盤、(ガードしてたとは言え)連打を許した時には「おいおい!」と思いましたが
7~8Rでジャブから右ストレート、連打で攻勢を取って
「ダウン経験なし」といわれた相手を仕留めたのは流石だと思いました。
心配なのは帝拳・本田会長のコメント。
「本当は経験を積ませたい」「しかし、それが許される状況では無くなっている」
なにより、ボブ・アラムが先を急ごうとしているとか。
アジア市場構想の為、早くメインエベンターに仕立てたいんでしょうか。
この辺は心配ですねぇ・・・。
ボブ・アラムの場合は先を急いでもアマチュアのエリートを何人も見ているので、いわゆる最短キャリアには拘らないと思います。
それよりも日本のマスゴミの‘金メダリストだから世界王者になるのは当たり前’とか必要以上に年齢を気にするプレッシャーが問題ではないかと思います。