池江璃花子を持ち上げ過ぎるなかれ

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20210226-OHT1T50175

　昨年白血病を患い療養生活に入っていた競泳女子16リオ五輪
代表の池江璃花子が、先週の大会の50ｍバタフライで復帰後初
優勝を飾っているのを受けてメディアは‘東京五輪が見えた’と騒
いでいるのだが…

　それに対し先日のインタビューで4月に行われる五輪選考会を
兼ねた日本選手権では既に4種目での出場資格を持っている事に
ついて、絞る可能性も全部出る可能性もあるという旨のコメント
をしていた。

　正直言って白血病という大病を患って1年ちょっとで五輪出場
というのは困難だと思われており、本人自身もパリを目指す的な
コメントをしていたのを思い出す。

　それを考えるとレースに復帰し東京五輪に出場するというのは
奇跡に近いものがあるし、選考会の日本選手権の出場権を取れた
だけでも凄いと思う。

　もともと池江はバタフライと自由形に出場できるタイプで特に
短距離系に強いので、ブランク明けでスタミナ面では厳しいが短
距離の100ｍか50ｍあたりで絞る方がいいのではないか。

　つまり自由形を捨ててバタフライに絞り100ｍか50ｍとメドレー
リレー要員として出場権を取るというのが現実的だろうと思うし、
とりあえず体調を考えて熟考すればいいのではないかと考える。

　とりあえずメダルを目指すのは3年後のパリが現実的だろうし、
本人自身も当初そういった話をしていたのを思い出す。

　たしかに池江という選手は自由形やバタフライの短距離系で世
界と互角に戦える数少ない選手という事でマスゴミは池江を東京
五輪の目玉にしたいと考えているのは見え見えで、好結果を出す
と‘奇跡の復活’と煽るだろうし結果が出ないと悲劇のヒロイン的
な扱いをするのは火を見るよりも明らかだ。

　つまりマスゴミの池江押しは東京五輪の顔にしたいと考えてい
るので、何としても五輪に出場して欲しいという事で変なプレッ
シャーをかけるというのは逆効果になる可能性がある。

　それを考えると池江に対しては無理をさせず出場権を取れれば
ラッキーぐらいのスタンスで見守る事こそ重要ではないだろうか。