ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
08夏の甲子園・最終日
最終日:故障を抱えた投手では勝てない
大阪桐蔭17-0常葉菊川
菊川は前日同様、肘を痛めた戸狩を先発させるが桐蔭打線は1回から
襲い掛かり1番が強烈な打球でアウトになったものの3連打で先制すると
5番がバックスクリーンへ3ラン。
これで流れを掴んだ桐蔭は3回には2アウト3塁からタイムリーで追加点
を挙げると、5回にも1アウト2塁から2ベースで5-0。
更に6回には4安打に2つの四死球で押し出しを含む6点を挙げ勝負を
決めた。
桐蔭の福島は大量点をバックにピンチといえば4回に先頭打者から2
ベースを打たれたぐらい、7回のノーアウト2塁では投手の頭を越えそうな
打球を投手が弾いたリバウンドボールをショートが上手く処理し3塁に
走ったランナーを刺している。
つながり出すと手がつけられない菊川打線を冷静に寸断した桐蔭のバッ
テリーを中心にした守りも光った。
ちょっとした事で流れが変わり大逆転という劇的な試合が多く、北京
五輪に負けない面白い大会だった。
大阪桐蔭は91年以来17年ぶりの優勝だが、考えてみると17年前もファイ
ナルは肘を痛めた沖縄水産の大野倫を打ち崩して優勝している。
今回も菊川のエースが肘を痛めていたのも偶然か?
私的に常葉菊川の野球は好きだが気になったのが、昨日の監督のコメ
ント。
‘最後は戸狩で終わりたいと思って先発させたが、浦添は伊波君では
なかった。あの時点で優位に立ったと感じた’というもの。
確かに‘最後はエースと心中’という心情は分かる。
しかし選手は高校生で将来ある身だ、
優勝と引き換えに選手の将来を潰すというのは
20世紀の遺物にするべきである。
しかも常葉菊川は4人の投手を抱えて3回戦の倉敷商戦では、戸狩を起
用せずに勝っているし智弁戦でも先発させてない。
‘コンディションのいい控えは、コンディションの
悪いエースに勝る’
というのをスタンダードにしないとニッポン野球に
将来はない!
それとイチローが酷評していたにも拘らず、相変わらず1塁への
無意味なヘッドスライディングが横行していた。
これは‘恥じるべきプレー’として批判されるべきである。
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ロシアの若ノ鵬が逮捕されました。
すごく残念でショックです。
外国人力士への風当たりが強くならないことを願うばかりです。。
無かったですね。
終わってみれば桐蔭、強かったですね。
打撃は当てにならないというが、
毎試合コンスタントに打っていました。
福島も高校生としては安定感を感じる投手でした。
伊波、全日本に選ばれていない所をみると
状態がかなり悪いのか。
毎日、甲子園レポート有難うございました。
若手ホープの筆頭ですからね・・・どうも2代目若乃花の指導振りは感心しませんね。
>こうちゃん様
ホントに酷いですよ、まるで選手の墓場と化しかねない事を平然と褒めちぎりますからね。
国賊メディアの罪は深いですよ。
>さくらい様
拙文を読んでいただき、ありがとうございました。
桐蔭の最少得点が6点ですからね、かつての智弁和歌山に勝るとも劣らないチームです。
戸狩の先発を自慢していた菊川の監督は酷いです。