意外な展開続きに なった仮面ライダーフォーゼ

　1日と8日にOAされた仮面ライダーフォーゼはヴァルゴゾディアーツである江本
教授が実は朔田流星をメテオに変身させたり歌星賢吾にラビットハッチへの入り
口を教えた反ゾディアーツ同盟のタチバナだったという意外な展開だけでなく、
我望理事長の右腕として暗躍しながらも影ながら仮面ライダー部をサポートして
いるという どんでん返しの連続には驚かされた。

　そういえば1話の冒頭で賢吾の父を襲撃した赤い目の男は江本教授だった
事を自ら語っていたので、それが本当ならば初期の頃にOPで‘赤い目の男’と
クレジットされていた我望理事長が賢吾の父を襲撃したと思っていた我々は
ミスリードに引っかかったという事になる。

　我望理事長の昔からの親友でホロスコープス内では最も信頼され裁判官に
して処刑人という立場でありながら、その裏で賢吾にラビットハッチへ通じる
ゲートスイッチを流星にメテオドライバーを授けるだけでなくダークネビュラに
転送したはずのスコーピオンゾディアーツ以下の者達も人工衛星・M-BUSに
転送していただけという二重行動をしていたワケで、ある意味フォーゼの世界
のカギを握る人物という事だったのだろう。

　だからこそ江本教授＝ヴァルゴは我望理事長＝サジタリウスに次ぐ地位の
ようなので最終章3話ぐらいに正体バレして処刑されるのか？と思っていたの
だが、これまた予想は外れてしまった。

　ならば東映作品定番の かつて倒された敵キャラが復活するEPが最終版に
ありそうなのだが、我望理事長あたりがM－BUSを破壊して収容されている
ホロスコープスを復活させるという展開があるのかもしれない。

　そして最終決戦あたりでタチバナの教え子である反ゾディアーツ同盟のメン
バーがフォーゼやメテオの助っ人に登場するかも？などと考えてしまう。