2021選抜高校野球:第2日


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp5-210320-202103200000099

 大会2日目の注目カードは第3試合の東海大相模ー甲府の東海対決
で、作秋の関東大会準々決勝と同じ顔合わせになっている。

 この時は甲府が相模に2-1でサヨナラ勝ちしているのだが再戦で
は学習能力の高さが問われるし、とりあえず相模の石田と甲府の若
山の両左腕エースのできがどうなるか?

 第1試合は天理の大型エース・達を宮崎商打線が攻略できるのかと
いうのが焦点になるが、そのためには宮崎商のエース日高が粘って
ロースコアの展開にするのが必須だろう。

 第2試合は21世紀枠の三島南が前年夏を経験している鳥取城北に
挑むわけだが、強打の城北打線を三島南の投手陣が何点に抑える事
ができるか。

 第1試合:宮崎商 1-7 天理

 2回に天理は4番が内野安打で出塁すると2アウト後に盗塁と送球
エラーで2アウト3塁から7番&8番の長短打で2点を先行し、7回に
も4番のヒットを足場に2アウト後エラーと四球で満塁から9番のタ
イムリーで2点を追加すると更に1番の2ベースで2点を追加して一
挙4点を挙げる。

 宮崎商は1回に2アウトから四球とヒットで、2回には1アウトから
7番&8番の長短打で共に1・3塁とするが後続が経たれ得点できず。

 7回にもノーアウト1・3塁を逃し8回に1アウトから2番&3番の短
長打で完封を逃れるのがやっと。

 天理が2回と7回の得点機にストライクを取りに来たボールを狙い
打ったのに対し、宮崎商はチャンスで3ボールから変化球とはいえ
甘いボールを見逃し結果的に三振に終わるシーンが勝敗を分けたよ
うに思える。

 第2試合:三島南 2ー6 鳥取城北

 2回に三島はヒットで出塁した5番が暴投とバントで3塁に進み7番
の犠牲フライで先制すると、4回まで毎回ランナーを出していた城
北は1アウトから9番が内野安打で出塁し1番のヒットで1・2塁から
2番のバントヒットと悪送球で2者が還って逆転すると更に3番もセ
ンター前に落として3-1と逆転。

 粘る三島も6回に1アウトから3番&4番の長短打で1点を返すが、
城北は9回に8番の四球から1番&2番の連続3ベースに犠牲フライで
3点を追加し勝負を決めた。

 4回まで城北を毎回ランナーを出しながら0に抑えてきた三島だが
5回1アウトから9番のエラー気味の内野安打から一気に流れが変わっ
た形だし、ここと9回に1点で終わるのではなく3点まで取った城北と
の違いになった。

 三島としては6回に1点差に迫り相手エラーで1アウト2・3塁の
チャンスを無得点に終わったのが象徴的だった。

 第3試合:東海大相模 3⑪1 東海大甲府

 甲府は左腕エースの若山が先発したのに対し相模はエースの石田
ではなく右の石川が先発したのだが、両投手が好投し6回まで0-0
と互角の展開。

 7回に相模が1アウトから4番&5番の連打と2ゴロで2・3塁としパ
スボールで先制すると、甲府も8回に1番がヒットで出塁すると2番
のバント内野安打でノーアウト1・2塁から内野ゴロで2・3塁とし4
番のタイムリーで追い付く。

 ただし勝ち越しの2塁ランナーはホームでアウトになり勝ち越せ
ず、ここで9回から相模は石田を登板させ甲府の勢いを止める。

 そして延長になり迎えた11回に相模は1アウトから1番&2番の長
短打で勝ち越すと、さらに2アウト後4番がレフト線に落として決定
的な3点目を挙げて勝負を決めた。

 甲府の若山は立ち上がりから飛ばし6回まで散発の3安打に抑えて
いたわけだし、7回の失点はパスボールで11回の勝ち越し点も勝ち
越しランナーとなった2ベースもレフトが追い付いて落球してのも
の。

 それを考えると甲府にとっての誤算は先発の石川を攻め3回まで
毎回ランナーで、特に3回には2アウト満塁と攻め立てながら無得
点だったのが最終的に響いた形だ。

 それでも両校とも好守の応酬で、ハイレベルな試合だったのは
間違いない。

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