ウルトラファン待望のオリジナル劇場版

 昨日OAされたウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイは
今週と来週で、劇場版・ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ
光の戦士たちの特集になっている。

 思えばウルトラの映画といえば第1期ではTVシリーズ5話分を編
集したウルトラマンが第2期でも帰ってきたウルトラマンあたりの
前後編が東宝チャンピオンまつりでOAされていたわけで、その後
も基本的にTVシリーズのダイジェスト版という形ばかりで劇場版
オリジナル作品というのはなかった。

 つまり今回の光の戦士たちは史上初めて初の劇場版オリジナル
作品という事になったのだ。

 平成ウルトラの特徴としてティガでの初代ウルトラマンを除き、
他の番組の主役を張ったヒーローが登場しないという約束があった
ようだ。

 これは第2期に客演したウルトラヒーローが、やられ役のような
形が目立った事が平成ウルトラスタッフのトラウマになったのか
もしれないと思う。

 特に絶対的な強さを持つとされたゾフィがエースのゴルゴダ編
では囚われの身になったばかりかヒッポリト星人編でブロンズ像
にされ、タロウでもバードンの火炎放射で頭が炎上し口ばし攻撃
の前に敗れタイラントにも完敗と強さが貶められる感が強かった
わけだ。

 それゆえダイナでティガが、ガイアにダイナやティガが助っ人
として登場するEPはなく昔からのファンはホッとした半面リアル
タイムで見ていた子供達には少しばかり不満も覚えたのではない
かと思ったりする。

 それを解消したのが劇場版でオリジナルストーリーだからティガ
がダイナのピンチに駆け付けるといったシチュエーションは許され
るわけだし、そういった要素は客演ヒーローの強さを貶めないで済
むのだから悪くなく‘ヒーローの共演を見たければ劇場へ’という形
で一石二鳥でもある。

 そういった意味で光の戦士たちが制作された意義は、大きかった
のではないかと思う。

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