ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
‘坊っちゃん’の感想文に ついて
夏休みも終盤になると恒例の読書感想文書きがある。
今年は長男が小5になったという事で夏目漱石の坊っちゃんを薦め、図書館
から借りて来たので久しぶりに相伴という形で読んでみた。
坊っちゃんは私が小5or6の頃に初めて読んで以来、大げさではなく100回は
読んでいるので‘親譲りの無鉄砲さで子供の頃から損ばかりしている’から入る
部分をはじめ、主要な箇所の文章は かなり暗記しているので長男から感心
された。
今の感想文は原稿用紙ではなく10行ほどにまとめるものになっているので
長男が書いたのを見ると坊っちゃんの子供時代の無鉄砲エピソードばかりが書か
れていたので、全体の感想はないのか・・・・とは思ったものの小学生にとっては
松山に赴任して教師同士の人間関係描写よりも子供時代の無鉄砲エピソードの
方がインパクトが強いのも止むを得ないし、私自身も子供の頃は そちらの方が
興味深かったのも事実。
ただ考えてみると松山時代の坊っちゃんは偏狭とも言える東京中心主義者で
事あるごとに松山を田舎扱いするは、生徒を見下したような態度を取るは長男
曰く‘こんな先生に習いたくない’と思うキャラで三年B組・金八先生に登場する
森田順平演じる乾先生は坊ちゃんをモデルにしたのではないかと思えるぐらい
生徒にとっては嫌なヤツだろう。
だからイナゴを布団に入れられたり天ぷらそばや団子を食べた事を生徒達から
逐一黒板に書かれたりとイタズラや嫌がらせを受けたのだろうとも思う。
郷に入っては郷に従えという諺の逆を行ったらこうなるという事が証明されている
作品でもあるが、長男が そういう要素に気付くのは もっと先の話ではあるだろう
から1・2年経ってから再び読ませてみようと考えたものだった。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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新橋駅で別れる場面の、
「ずいぶんごきげんよう」
は、
何故か、この言葉を検索して拙ブログに訪問される方が、いつも幾人かはいます。
私も200回は読んでますよ~。
枕頭の書ですから(笑)
何度も何度もTV化、映画化、舞台化されているけど、
なんと清が坊っちゃん
(あ、こーじさん、揚げ足取りではないですけど、
『っ』が入りまっせ)
と一緒に松山観光したりしていて、
原作と違い過ぎるので、わざと観ていません。
それにしても、天ぷらそば4杯は、
確かに多いと思う(笑)
ご指摘ありがとうございます、早速書き直しましたので。
いやぁ そのまま変換しただけで気付きませんでしたよ。
200回には負けました。
私が坊っちゃんの年なら天ぷらそば4杯はOKですよ。