聖光学院、春初勝利=智弁学園は35年ぶり―選抜高校野球第5日(時事通信) - goo ニュース
第1試合は74年以来の対戦となった横浜-高知。
74年は前年優勝の横浜を翌年の選抜で優勝する高知が杉村のサヨナラタイ
ムリーで1-0で下していたのだが2大会連続で初戦敗退の横浜と、こちらも
最近は甲子園で勝ててない高知の対決となっている。
順当に行けば横浜が有利だが・・・・
第2試合は最近 甲子園の常連となっている聖光学院と鳥羽の対戦で甲子園
キャリアで上回る聖光が有利と見るのものの、夏ベスト8が2回の聖光が春は
初戦突破がないだけにジンクスを破れるか。
第3試合は昨年ベスト8の智弁学園に大越監督率いる早鞆が挑む。
投打ともに智弁が一枚上だけに早鞆が どこまで食い下がれるか。
第1試合: 横浜 4-0 高知
1回に高知は2アウトから3番が内野安打で出塁するものの牽制で刺され、
その裏に横浜はヒットで出塁した1番をバントで送り3番が歩いて1・2塁から4番
の2ベースで2点先行すると5回には1アウトから内野安打で出塁した2番が盗塁
し3番のタイムリーで加点し7回にも2番&3番の連続2ベースで4点目を挙げる。
横浜の柳は5回まで3安打されるものの いずれも散発で先頭打者を出したのも
5回のみという素晴らしいピッチングで完封勝ち。
投打において横浜の方が上だったという事だろう。
第2試合: 聖光学院 2-0 鳥羽
聖光は1回に1・2番の連打とバントで1アウト2・3塁から4番が歩き満塁と攻め
立てるが得点できず、5回まで5安打を放ちながら無得点。
鳥羽は1回と3回に四球とヒットのランナーを出すものの2アウトからで得点の
匂いはせず、6回に1アウトから1番が2ベースを放つが後続を絶たれ得点でき
ず。
その裏に聖光は1アウトから5番が2ベースで出塁すると2アウト後7番のタイ
ムリーで待望の先取点を挙げ、7回にも先頭の9番がヒットで出塁しバントと四球
などで2アウト1・2塁から4番のタイムリーで2点目を挙げて鳥羽を突き放す。
鳥羽も7回に先頭の4番が相手エラーで出塁し反撃ムードを作ったが5番が併殺
打に倒れて聖光の岡野から完封された。
やはり2安打では勝ち目は無い。
第3試合: 早鞆 2-5 智弁学園
早鞆はエースの間津が故障上がりで先発を回避し代役の堀田が4回まで四死球
のランナーを出しながらも智弁打線をノーヒットに抑えると打線も内野安打で出塁
した1番をバントで送り2アウトから4番の2ベースで先制する。
智弁も5回に1アウトから8番が初ヒットで出塁しバントで2アウト2塁から四死球
で満塁と攻め立て3番がレフト前に逆転タイムリーを放つと4番の3ランで一挙に
5点を挙げて突き放す。
反撃したい早鞆だが7回は盗塁失敗、8回に2本の2ベースで1点返すが そこまで。
9回も先頭の2番が2ベースで出塁するものの1アウト後4番のライナーで2塁ラン
ナーが飛び出し併殺で試合終了。
ヒット数は智弁が4本に対し早鞆は6本と上回っていたが四死球が智弁の青山が
1なのに早鞆の堀田が6個も出したのが響いた形で、ランナーをためてタイムリー
とホームランが出た智弁と複数安打は得点した回のみという早鞆の違いだろう。
もっとも控え投手だから善戦したといえる。