藤宮博也の苦悩

 ウルトラマンアグルに変身する藤宮博也はEP26・決着の日で、自ら信じて
いた光量子コンピューター・クリシスに裏切られていた事に絶望しアグルの
光をガイアに与えて去っていった。

 クリシスが破滅招来体に干渉されて間違った答えを出していたにも拘わ
らずクリシスを信じぬいての事だったが、完全に裏目に出たと言えよう。

 その後 自らの招いた災厄に罪の意識に苛まれ白髪混じりのボロボロの
姿になっていた。
 EP36・再会の空で自ら小型機でガイアのフォトンウェッジと対空間レー
ザーが衝突してできるワームホールに突っ込んで Xサバーガもろとも自爆
しようとするが失敗。

 そのEPから破滅招来体から作られた亡くなったはずの稲森京子博士の
幻影に何度も誘惑されそうになるが、苦悩しながらも何とか振り切る事に
成功する。

 しかしEP24・アグルの決意でゾンネルⅡやギールⅡをアグルの力で覚醒
させたため迎撃に向かったGUARD戦車部隊が全滅、その戦いで多くの
部下をれを亡くした柊准将が怪獣を特に憎むようになり大量破壊兵器で
ある地底貫通弾の使用を決意させる事になった。

 ‘地底に眠っていた怪獣達を呼び起こし、結果的に地底貫通弾を使わせ
たのは自分だ’と考える。
 そしてアグルの力を取り戻そうとするがダメだったらしい。

 しかし我夢が捕獲されワームホールに拉致されそうになった時に我夢が
言っていた‘守るべきもの’を再認識した時にアグルの力が復活したの
だった。

 我夢も悩みの多いキャラだが周囲の仲間達によって助けられるのに対し、
藤宮は孤高の天才ゆえに自分の世界に閉じこもる形で暴走を始める。
 その藤宮を救ったのは仲間によって助けられていた我夢だったのだ。 

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