ミラーキックとミラクルキックは どこが違うのか?

 ミラーマンの31話・電光石火の必殺技では18話のアロザ編で古代恐竜アロザ
の目に埋め込まれた光物質ガラスを同じく目に埋め込んだ怪獣アリゲーダーが
登場、ミラーマンの光線技が全く通じないばかりか光エネルギーを吸収して
しまう。


 そこでミラーマンはエネルギー消耗量が少なく光線技ではない必殺技を編み
出さないといけなくなり、ミラクルキックを編み出すのだが・・・・・


 残念ながらハッキリ言って28話の対キーラゴン戦から必殺技として使い始めて
いたミラーキックとビジュアル的にもアクション的にも殆ど変わらず興ざめした
記憶がある。


 OAされた72年当時キック技を必殺技にしていた等身大ヒーローが多かった
中キックを必殺技にしたのはミラーマンが初めてで、レオキックが必殺技だった
ウルトラマンレオよりも早い。


 だから足が赤く発光しながら蹴ったポイントを切断するようなミラーキックは
子供心にインパクトが強かったのだが、今回のEPで使用されたミラクルキックも
全く同じだったのだから‘ミラーキックと どこが違うのか’と思ってしまった。


 余談ながらミラーマンは一部のウルトラヒーローと違い仮面ライダーらのように
必殺技の名前を叫びながら使用するのだが、主題歌で歌われていた「ミラー
リング」や「ミラーシュート」という技は叫んで使用してないという矛盾点があった。


 後に出た書籍で「ミラーナイフをジャンプしながら放つのがミラーシュート」切断
技の「スライサーHorVが別名ミラーリング」などという後付けとしか思えない記述が
あったのでミラーキックとミラクルキックも似たようなものかと突っ込まないように
して見るのがオトナの見方なのかもしれない。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 公立普通校の... 今年のMLBオー... »
 
コメント
 
 
 
70年代ヒーローの功罪 (柴田真紀)
2012-07-11 23:41:46
当時は、ヒーロー物全体に玩具会社のヨコヤリがなかったせいか、「特訓で新しいワザを生み出す」、というパターンが多かったですね。
制作費の赤字分を、版権料で取り返すなんて意識も薄かったようですし。
キック技が最も似合わないミラーマンがキックを決め技にするなんて。
今だったら、手足にギミック着けて、なんてパターンになりそうな。

キック技の雄『仮面ライダー』も、アリガバリ編で唯一使った「卍キック」とか、いきなり(特訓もナシで)その回だけ使用した「回転キック(対ハエ男戦)」とか。
けっこー、
「あんなに特訓して編み出した技を、たった1回しか使わないのか!?」
 と、突っ込みいれたくなること多いですから。

ひょっとして、各脚本家同士の横の打ち合わせとかも、あんまりなかったのではないか!? と邪推してしまいます。
 
 
 
それはあるでしょうね (こーじ)
2012-07-12 22:21:50
>柴田真紀様
 そういえば1回きりの必殺技って多かったですから、
脚本家同士のコミニケーション不足というのもあったかもしれません。

 ミラーマンが新兵器を装着するとしたら流星人間ゾーンの流星ミサイルマイトのような代物かもしれませんね。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。