先週扱ったウルトラマンネクサスの最終EPでアンノンウンハンドの正体を現した
石掘隊員がコマンドルームで発砲して詩織隊員が倒れ、孤門を庇った隊長が負傷
する中で凪がブラストショットで応戦するシーンはウルトラでは珍しいコマンド
ルームでの撃ち合いという事だった。
ウルトラではウルトラマンの最終回でゼットン星人によって科特隊本部が内部
から、外部からはゼットンの攻撃で建物が破壊されたのをきっかけに最終回で
基地が攻撃を受けるという伝統がある。
ウルトラセブンでもウルトラ警備隊基地がゴース星人の空襲を受けるし、平成に
入ってもウルトラマンティガのダイブハンガーがガタノゾーアが出す闇に包まれ
機能不全に陥ったりメビウスでもフェニックスネストが量産型インペライザーの
襲撃を受け壊滅状態になる。
基本的にウルトラでは1つの作品が終わると基地のミニチュアや基地内のセットを
処分するので、どうせ処分するなら敵から破壊された方がインパクトが強いという
事から最終回で基地などが破壊されるという伝統ができたらしい。
もっともネクサスでは最終EPにようやくセクションゼロが登場し記憶消去装置
であるレーテも見る事ができるが、1話限りで破壊されるというのは放送短縮という
事情があるにせよ残念だった。