石川遼は今こそ海外ツァーに本格参戦せよ！

松山予選通過、石川遼は予選落ち…マスターズ(読売新聞) - goo ニュース

　日本時間の昨日からオーガスタで始まったゴルフの祭典・マスターズトーナ
メントに特別招待で出場した石川遼だったが初日+7、2日目も巻き返せずに
+2に終わり予選落ちとなってしまった。

　マスターズ・トーナメントといえば石川遼が「20歳までにマスターズで優勝」
という夢を持っていた大会だから本人も期するものがあったのだろうが、ただで
さえ今シーズンは不調で世界ランクで50位以内に入れず本来なら出場できな
かったマスターズに辛うじて特別招待での出場での予選落ちだけに深刻だ。

　そもそも日本人ゴルファーは女子は宮里藍らがアメリカツァーで活躍している
ものの、最近アメリカツァーで活躍した男子といえば丸山茂樹ぐらいしか浮か
ばない。

　丸山茂樹はアメリカツァーを主戦場にして戦っていた時期の活躍なので、ハッ
キリ言って最近の日本人選手のように国内での賞金王争いに血眼になってマス
ターズをはじめ全米や全英に出場しても所詮は片手間で活躍する方がおかしい。

　つまり常にレベルの高い所でプレーしなければ選手個人のレベルは上がらない
のだが‘スターの石川が海外に流出したら国内ツァーがダメになる’といった
鎖国論が幅を利かせる中では海外ツァーへは参戦しづらい事は確かだろう。

　それでも そういうしがらみを振り切って海外に出て行かなければ ぬるま湯
状態の国内ツァーに毒されてレベルは下がっても上がる事はない。

　野球やサッカーなどでも世界に通用するからこそ人気があるわけで、男子
バレーやラグビーのように国際試合で勝てない競技はマイナー化してしまう現状を
見れば日本の男子ゴルフ界のためにも石川が4大トーナメントで優勝争いをする
ぐらいでなければ人気は先細りになるのは火を見るよりも明らかだ。

　ジャンボ尾崎のように国内で いくら勝っても海外で通用しなければ意味がない。

　それを考えると低レベルの国内ツァーから脱出し、今すぐにでも石川はアメリカ
などの海外ツァーを主戦場にするべきだ。