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こーじ苑
フロイド・メイウェザーは強いのだが・・・・・
ボクシング=WBAウエルター級、メイウェザーがモズリーに勝利(トムソンロイター) - goo ニュース
今日ラスベガスのMGMグランドガーデンで行われた5階級制覇のフロイド・
メイウェザーと、WBAウエルター級王者で3階級制覇のシェーン・モズリーの
試合はメイウェザーが大差の判定勝ちを収めた。
試合は2Rにモズリーの右ストレートがヒットしメイウェザーをグラつかせ
ダウン寸前に追い詰めるが、クリンチで逃れ3Rをダメージ回復ラウンドに
あて4R以降は主導権を握ってモズリーが入って来るところにカウンターを
次々とヒットして余裕の逃げ切りとなった。
高速ディフェンスのメイウェザーと高速のハンドスピードを誇るモズリーの
対戦という‘高速バトル’
私の試合前の予想では前半KOならモズリーだが、後半になると年齢的な
事もありKO判定ともにメイウェザーが有利と思っていた。
実際2Rのダウン寸前のピンチを招いたものの、ダメージが回復した4R
以降はメイウェザーの独壇場でモズリーの攻撃をかわしながら入ってくる
ところに左フックのカウンターやジャブには右クロスで迎撃。
終盤はスタミナ切れしたモズリーを圧倒するものの、例によって無理を
せずに大差の判定勝ちという予想通りの結果になった。
ただ試合後のインタビューではパッキャオとは決裂したドーピング検査
抜きではやらないという事を表明している。
ファンが見たいのは抜群の攻撃力を誇るパッキャオをメイウェザーがスピー
ドと技巧でどこまで対抗できるか?というものだが、正直言って逃げている
気がしないでもない。
しかも今日の試合もモズリーがスタミナ切れして口を開け肩で息をして
いるのに仕留めに行かず、安全運転に徹した試合ぶりはプロとして疑問
符が付く。
99年9月にオスカー・デラ・ホーヤがフェリックス・トリニダードい敗れた
一戦はデラホーヤがスピードで上回りポイント計算をしながら戦っていた
ものの、トリニダードの攻める姿勢を重視したジャッジングを読み違え判定
負けとなった。
この時に思ったのが輪島功一の名言。
‘プロは観客にアピールしないといけないから常に欲を持って
戦うべき。
1ポイント差で勝っているなら5ポイント差を付け、5ポイント差で
勝っているなら10ポイント差を付ける。
10ポイント差で勝っているなら倒したいね’
という言葉からプロとしての強烈なプライドを感じるのだ。
欧米でのボクシングは‘いかに倒すか’も大事だが‘いかにパンチを貰わず
勝つか’という価値観がある。
メイウェザーは‘いかにパンチを貰わずに勝つか’というタイプの極北に
位置するボクサーだから、今日のような試合をするのだろうが ライバルの
パッキャオに世界中のファンが熱狂するのは輪島功一的な価値観で試合を
しているからだろう。
メイウェザーが そういった考えを持つパッキャオを完封できれば、パンチ
を貰わずに勝つというスタイルが主流になるのだが このままでは対戦が
実現しそうにないのが残念だ。
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タイソンの試合とかボウがホリィ下した時の見終わったあとなんか凄く興奮した覚えあるのだが
メイさんの試合ぶりは・・・・・
でもパックでも勝てないじゃないの やったら
あれはカントが倒せるパンチがないと言われましたね。
確かにカントはKO率は低かったのですが、メイは倒せるのに倒さないのですから云々言われるのは仕方ないでしょう。